ユネスコ無形文化遺産となった春節へ 在中国フィンランド商工会議所から新年メッセージ video poster
中国の春節をめぐる国際ニュースです。今年、ヘビ年の到来を前に、在中国フィンランド商工会議所(FinnCham China)のウラ・ヌルメニエミ副会頭が、中国の人々に向けて温かい新年のあいさつを動画メッセージで送りました。ユネスコの無形文化遺産として初めて位置づけられる春節の年という節目を祝う内容です。
ヘビ年を前に届いた「中国の友人」へのあいさつ
ヌルメニエミ副会頭は、ヘビ年の到来を控えたタイミングで、中国の友人たちに向けて心のこもった新年のメッセージを発信しました。動画メッセージの中で、副会頭は中国の人々に「新年おめでとう」という気持ちを伝え、春節の祝祭ムードをともに分かち合いたいという思いを示しています。
在中国フィンランド商工会議所(FinnCham China)は、中国とフィンランドのビジネスコミュニティをつなぐ存在です。その副会頭が、ビジネスの枠を超えて新年の祝福を述べたことは、経済関係だけでなく、人と人とのつながりを重視する姿勢を象徴していると言えます。
ユネスコ無形文化遺産として初めて迎える春節
ヌルメニエミ副会頭が特に強調したのは、今年の春節が国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)によって「人類の無形文化遺産」として認められた、最初の春節であるという点です。
春節は、中国の人々にとって一年で最も重要な祝祭の一つであり、家族が集い、新年の幸運や健康を願う行事として長い歴史を持っています。今回、その春節がユネスコの無形文化遺産として認められたことで、中国の伝統文化が世界的にも共有されるべき価値ある遺産として位置づけられた形になります。
海外のビジネスリーダーが、こうした文化的な節目を丁寧に言及することは、中国社会への理解と敬意を示すメッセージとしても受け止められます。国際ニュースの一場面でありながら、文化とビジネスが重なり合う象徴的な出来事と言えるでしょう。
春節ガラへの敬意と「文化を楽しむ視線」
ヌルメニエミ副会頭はまた、中国の春節でおなじみの大規模なテレビ番組「春節ガラ」に対する敬意と admiration(賞賛)の気持ちも表明しました。春節ガラは、多くの家庭が大みそかに視聴する年越し番組として知られ、歌やダンス、コメディなど幅広い演目が盛り込まれた、まさに国民的なショーです。
海外の視点から春節ガラを評価することは、中国のポップカルチャーやエンターテインメントに対する関心と親しみの表れでもあります。伝統行事としての春節と、大衆文化としての春節ガラ。その両方に目を向ける姿勢は、文化を「学ぶ対象」としてだけでなく、「共に楽しむもの」として受け止めていることを示しています。
ビジネスを超えるメッセージとしての春節
今回の動画メッセージには、いくつかのポイントが含まれています。
- 中国の人々に向けた、率直で温かい新年のあいさつ
- ユネスコ無形文化遺産としての春節の意義への共感
- 春節ガラというポップカルチャーへの関心と敬意
こうしたメッセージは、単なる形式的な祝辞というよりも、中国の文化を尊重し、その喜びを一緒に分かち合おうとする姿勢として読むことができます。フィンランドと中国という異なる社会をつなぐのは、貿易や投資だけではなく、祝祭やテレビ番組といった日常的な文化体験でもある、という視点です。
ヘビ年を迎えた2025年、中国の春節はユネスコ無形文化遺産として新たな意味を帯びました。その節目の年に、在中国フィンランド商工会議所の副会頭が寄せたこの新年メッセージは、国際社会の中で中国文化がどのように受け止められ、共感を集めているのかを静かに映し出しています。
Reference(s):
Vice chair of the FinnCham China offers warm wishes for Chinese people
cgtn.com








