CGTNアラビア語キャスターが参加 春節「#SnakeYearDanceFun」ダンスが国際ニュースに video poster
中国の春節シーズンに合わせて、国際ニュースでもSNS発のダンス企画が話題になっています。国際メディアCGTN(China Global Television Network)のアラビア語ホスト、Fei Yuanyuanさんが、スキー中に撮影した動画でハッシュタグ「#SnakeYearDanceFun」のチャレンジに参加し、注目を集めました。
春節と「巳年」をオンラインで祝う動き
中国の旧正月である春節は、毎年、干支が変わる節目としてアジアのみならず世界各地で関心を集めます。2025年は十二支で巳(ヘビ)にあたる年とされ、SNS上では「Snake Year(巳年)」をテーマにした投稿が相次ぎました。
「#SnakeYearDanceFun」は、その巳年の春節をダンスで祝うオンライン企画として展開され、短いダンス動画を通じて春節のにぎわいと中国文化の一面を共有する試みとして位置づけられています。
スキー場から参加したFei Yuanyuanさん
今回話題となっているのは、CGTNのアラビア語ホストであるFei Yuanyuanさんが、スキーをしながらチャレンジに参加した動画です。雪山をバックに、滑走の合間に音楽に合わせて踊る様子が撮影されており、冬のスポーツと春節の華やかなムードが組み合わさった演出になっています。
スタジオからのニュース読み上げとは異なり、現場や日常の一場面を切り取った動画を発信することで、ニュースキャスターがより身近な存在として伝わるという側面もあります。視聴者にとっても、ニュースとエンターテインメントの境界がなめらかになっていることを感じさせる事例と言えるでしょう。
ハッシュタグ「#SnakeYearDanceFun」とSNSチャレンジの広がり
「#SnakeYearDanceFun」は、春節と巳年をキーワードに、世界各地のユーザーがダンス動画を投稿するSNSチャレンジとして行われています。参加者は、短い振り付けや自分なりのアレンジを加えたダンスを撮影し、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」や他のソーシャルメディアで共有しています。
ハッシュタグを軸にしたチャレンジ形式は、同じテーマの投稿を世界中から集約できるのが特徴です。「#SnakeYearDanceFun」という共通タグを付けることで、中国の春節文化や干支にまつわる話題が、言語や地域の違いを越えて可視化されやすくなっています。
国際ニュースから見える「デジタル春節」
近年、中国の春節をめぐる情報発信は多様化し、ニュース報道だけでなく、短い動画やライブ配信などのデジタルコンテンツが存在感を増しています。CGTNのような国際ニュースメディアがSNS上での企画に関わることで、若い世代や海外ユーザーとの接点も広がっています。
「#SnakeYearDanceFun」のような企画には、次のような特徴があります。
- ダンスという身体表現を通じて、文化や言語の違いを越えて共感を得やすい
- 短い動画フォーマットのため、通勤時間やスキマ時間でも視聴しやすい
- ニュースキャスターやメディアの親しみやすい一面が見え、発信主体への関心も高まりやすい
こうした要素が組み合わさることで、ニュースとエンターテインメント、文化紹介が一体となった新しい国際発信のスタイルが形作られつつあります。
SNS時代の春節カルチャーをどう捉えるか
春節のイメージといえば、家族が集まり食卓を囲む伝統的な風景を思い浮かべる人も多いかもしれません。一方で、SNS上でダンス動画が飛び交う「デジタル春節」は、現代的なコミュニケーションのあり方を映し出しています。
日本の読者にとっても、こうした動きは単なる話題づくりにとどまらず、中国やアジアの社会変化を読み解くヒントになります。政治や経済のニュースだけでなく、春節をめぐるオンライン文化やSNSチャレンジを観察することで、国際社会の価値観やライフスタイルの変化がより立体的に見えてくるからです。
スキー場から発信された一つのダンス動画をきっかけに、春節の新しい楽しみ方や、国境を越えた文化交流のかたちについて考えてみる余地が広がっていると言えるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








