ハンガリーの2人が誘うSnakeYearDanceFun 春節ダンスでつながる世界 video poster
2025年の干支である「ヘビ年」をテーマにしたSNSダンス企画「#SnakeYearDanceFun」が、春節シーズンに合わせて展開され、世界の若者のあいだで静かな広がりを見せています。
ハンガリーの2人が呼びかける「SnakeYearDanceFun」
「SnakeYearDanceFun」は、中国の春節(旧正月)をダンスで祝おうというオンラインチャレンジです。中国の国際メディアが紹介する動画では、ハンガリー出身の2人の若者が登場し、視聴者にチャレンジへの参加を呼びかけています。
メッセージはシンプルです。新年の高揚した気分に合わせて自分なりのダンスを踊り、その様子を短い動画に収めてSNSに投稿しよう、というものです。国や言語にかかわらず誰でも参加できる点が特徴になっています。
どんなダンスチャレンジなのか
この春節ダンスチャレンジの基本的な流れは、次のようなイメージです。
- ヘビ年や春節をイメージした音楽や振り付けで、短いダンスを考える
- スマートフォンなどでダンス動画を撮影する
- TikTokなどのSNSに動画を投稿する
- ハッシュタグ「#SnakeYearDanceFun」を付けて共有する
呼びかけではとくにTikTokでの投稿が想定されていますが、他のSNSでも参加の輪が広がることが期待されています。ルールはあえてシンプルに保たれており、ダンスの上手さよりも「一緒に楽しむこと」が重視されている点がポイントです。
春節とSNS、変わる祝日のかたち
春節は、旧暦の新年を祝う中国や東アジアの重要な行事です。近年は、家族と過ごす伝統的な時間に加え、SNSや動画プラットフォームで祝うスタイルも定着しつつあります。
今回の「SnakeYearDanceFun」のように、海外の若者が春節をテーマにしたコンテンツを発信する例も増えています。ハンガリーの2人が前面に出る動画は、「中国の行事を世界の若者が自分ごととして楽しむ」という新しい文化交流のかたちを象徴しているとも言えます。
国際ニュースとして見えるもの
一見すると軽やかなダンス企画ですが、国際ニュースの視点からは次のような点が見えてきます。
- 中国の春節文化が、SNSを通じてヨーロッパを含む世界各地に浸透していること
- ダンスという非言語の表現が、言葉の壁を越えて人々をつなぐ媒体になっていること
- メディアがハッシュタグ企画を通じて、視聴者と双方向に関わろうとしていること
こうした動きは、ニュース番組を「一方向の発信」から「視聴者と共につくる場」へと変えていく流れの一部とも受け取れます。投稿された動画は、主催者側のコンテンツや番組で紹介される可能性もあり、個々の参加者の表現が国際的な場面につながるケースも出てきそうです。
私たちはこの動きをどう捉えるか
春節や干支といったテーマが、ダンスチャレンジという形で世界のタイムラインに現れる時代に、日本にいる私たちは何を感じるでしょうか。
例えば、次のような問いを立ててみることができます。
- 自国以外の祝日や年中行事を、どの程度「自分ごと」として楽しめているか
- アルゴリズムが選ぶ短い動画の中で、どのような文化が目立ち、どの文化が見えにくくなっているのか
- 「踊ってみた」やチャレンジ企画をきっかけに、どこまで背景の歴史や社会にも目を向けられるか
「SnakeYearDanceFun」に参加するかどうかにかかわらず、2025年のヘビ年のあいだに、春節や東アジアの祝日に少しだけ視線を向けてみることは、世界との距離感を静かに問い直す小さなきっかけになるかもしれません。
Reference(s):
Join the Snake Year Dance Fun challenge with Hungarian girls
cgtn.com








