IOCバッハ会長「ハルビンは北京五輪レガシーの象徴」アジア冬季大会に高い期待 video poster
国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、中国で開かれるアジア冬季大会について「中国は最も高い期待すら上回るだろう」と述べ、ハルビンの国際放送センター(International Broadcast Center)を金曜日に特別訪問しました。北京冬季五輪のレガシー(遺産)が、ハルビンでどのように生かされているのかに注目が集まっています。
「期待以上」を約束したバッハ会長のメッセージ
国際ニュースとしても注目されるアジア冬季大会について、バッハ会長は中国の開催能力を高く評価しました。中国はアジア冬季大会を通じて、準備や運営、施設面で「最も高いレベルの期待をも上回る」と強調しています。
このメッセージには、北京冬季五輪で培われた運営経験や技術が、次の大規模大会にも受け継がれているという評価がにじみます。スポーツイベントは、競技の場であると同時に、開催国や都市の実力を世界に示す舞台でもあります。
ハルビンが体現する「北京冬季五輪のレガシー」
バッハ会長は、ハルビンを北京冬季五輪のレガシーを体現する存在として位置づけています。ここでいうレガシーとは、大会後も残り続ける施設や運営ノウハウ、人材、都市ブランドなどを含む広い概念です。
北京冬季五輪で蓄積された知見や経験が、ハルビンでのアジア冬季大会の準備に生かされていると考えられます。中国は、一度きりで終わらない「続いていくスポーツイベント」のあり方を示そうとしており、その具体例としてハルビンが位置づけられていると言えます。
国際放送センターを特別訪問
バッハ会長が金曜日に訪れた国際放送センターは、世界中の視聴者に競技映像を届ける中枢を担う施設です。各国・地域の放送局や配信事業者が集まり、試合映像の編集、ライブ配信、解説やインタビューの収録などが行われます。
私たちがスマートフォンやテレビでリアルタイムに大会を楽しめるのは、この拠点の運営が機能しているからこそです。ハルビンの国際放送センターへの訪問は、アジア冬季大会が「映像体験」においても高い水準を目指していることを示唆しています。
アジア冬季大会がもたらすもの
アジア冬季大会は、アジアの国と地域の冬季スポーツ選手が集う国際大会です。中国にとっては、自国の冬季スポーツの裾野を広げる機会であると同時に、観光や地域経済、国際交流を促す場でもあります。
大会期間中は、選手や観客、メディア関係者が一斉に集まり、都市のインフラやサービス、デジタル配信の力が試されます。バッハ会長の「期待以上」という評価は、こうした準備が順調に進んでいるというシグナルとして受け止めることもできます。
日本の読者が押さえておきたい視点
日本の読者にとっても、ハルビンでのアジア冬季大会は無関係ではありません。冬季スポーツの人気拡大や、国際スポーツイベントのビジネス、デジタル配信のあり方など、多くのテーマが日本とも共通しています。
- 北京冬季五輪のレガシーが、別の都市でどのように活用されているのか
- 国際放送センターを軸に、視聴体験やオンライン配信がどこまで進化するのか
- アジアの冬季スポーツ市場が、今後どのように広がっていくのか
ハルビンでの取り組みを追いかけることは、日本がこれからどのように国際スポーツイベントと関わっていくのかを考えるうえでも、ひとつのヒントになりそうです。
Reference(s):
IOC President Bach: Harbin showcases Beijing Olympics legacy
cgtn.com








