タイ首相、ハルビンのアジア冬季競技大会で「スポーツがタイと中国の絆を強くする」 video poster
タイのパエトンターン・シナワトラ首相は、中国北東部の都市ハルビンで開かれている第9回アジア冬季競技大会を訪れ、選手たちへの声援とスポーツ交流の促進に期待感を示しました。首相は「競技の勝敗を超えて、スポーツは理解を育み、タイと中国の関係を強くしていく」と強調し、スポーツを通じたタイと中国の関係強化の重要性を訴えました。
ハルビンでアジア冬季競技大会を観戦
パエトンターン首相は、第9回アジア冬季競技大会の開催に合わせてハルビンを訪問し、タイの代表選手をはじめとするアスリートたちをスタンドから応援することに「わくわくしている」と語りました。観戦だけでなく、今回の訪問を通じてスポーツ交流をさらに広げていきたいとの意欲も示しています。
競争を超えて理解を深めるスポーツの力
首相が特に強調したのは、スポーツが「競争」を超えて、相互理解や信頼を育てる役割を持つという点です。異なる文化や言語を持つ人どうしが同じルールのもとで競い合い、互いをたたえ合うことで、言葉以上のコミュニケーションが生まれるという考え方です。
パエトンターン首相は、メダルの数よりも、試合を通じて生まれる敬意や友情、学びこそが大切だと位置づけています。そうした価値が、タイと中国の関係を長い目で見たときに、より強く、しなやかなものにしていくとの思いがにじみます。
タイと中国の関係強化にどうつながるか
首相がスポーツの力を語る背景には、タイと中国の関係をさらに深めたいという意図がうかがえます。スポーツ交流は、政治や経済の場とは少し違う、「人と人のつながり」を生み出す手段として注目されています。
今回の首相のメッセージから見えるポイントは、次のように整理できます。
- 選手や指導者の相互訪問を通じて、両国の交流の層が厚くなる可能性があること
- 大会や合同練習などをきっかけに、若い世代どうしの理解が進むこと
- スポーツを通じて築かれた信頼が、将来的に観光や教育など他の分野の協力にも広がりうること
デジタル世代が見つめるスポーツ外交
こうしたスポーツを通じた関係づくりは、国際ニュースをオンラインで追うデジタル世代にとっても無関係ではありません。リーダーがスポーツの場から発するメッセージは、私たちが世界との距離をどう感じるかにも影響します。
SNSや動画配信を通じて、現地に行かなくても試合や選手の姿をリアルタイムで見られる今、画面越しの観戦であってもフェアプレーや互いをたたえ合う場面に触れることができます。そこから、国や地域の違いをどう受け止めるか、自分自身の視点を問い直すこともできそうです。
私たちにできる小さな一歩
タイ首相の発言をきっかけに、スポーツと国際関係を少しだけ意識して見てみると、日々のニュースの見え方も変わってくるかもしれません。
- 国際大会で活躍するアスリートの背景やストーリーに目を向けてみる
- 異なる国や地域の選手どうしが交流する場面を意識して追ってみる
- 心に残った場面や言葉を、SNSで共有しながら自分の考えも一言そえてみる
スポーツは「見るもの」であると同時に、「考えるきっかけ」にもなりつつあります。ハルビンでのパエトンターン首相のメッセージは、アジアの冬のスポーツシーンから、私たちにそんな問いを投げかけているようです。
Reference(s):
Thai Prime Minister: Sports foster understanding and strengthen ties
cgtn.com








