AIが描く雪だるま 北京からハルビンへつなぐアジア冬季大会 video poster
北京の南山スキー場で、中国国際テレビ(CGTN)のロシア人記者が雪だるま作りに挑戦し、さらにAIが自分なりの雪だるまを生成するという企画が行われました。ハルビンで開かれる第9回アジア冬季競技大会を応援するこの試みは、冬のスポーツと最新のAI技術を組み合わせた、国際ニュースならではのストーリーテリングとして注目されています。
北京・南山スキー場で雪だるまチャレンジ
南山スキー場は、北京で冬のスポーツを楽しむ人たちが集まるスキーリゾートです。そこでCGTNのロシア人記者が、雪の上で実際に雪だるま作りに挑戦しました。雪を丸め、積み上げ、飾り付ける――そんな誰もが知っている遊びを、国際的なニュース番組の現場であえて取り上げることで、冬の空気感や会場の雰囲気を視聴者に伝えようとしています。
この雪だるまチャレンジには、ハルビンで開催される第9回アジア冬季競技大会を盛り上げたいという意図も込められています。競技そのものだけでなく、その周辺にある文化や遊びを紹介することで、大会への親近感を高めようとしている点が特徴です。
AIがつくるもうひとつの雪だるま
今回の企画のもう一つの軸が、AIによる雪だるまづくりです。記者が実際に雪を触って形を作る一方で、AIには「あなたならどんな雪だるまを作るか」と問いかけ、独自の雪だるまイメージを生成させました。
同じ雪だるまでも、人の手で作るものとAIが生み出すものでは、表情や雰囲気が大きく変わります。人間の雪だるまは、その場の天候や雪質、作り手の気分に左右されますが、AIの雪だるまは、与えられた指示や学習データをもとに、理想化された姿や意外な発想を取り込むことができます。
並べて見比べることで、視聴者は自分ならどんな雪だるまを作るだろう、AIにどう指示すれば面白い雪だるまができるだろうと想像を広げることができます。
ハルビンの第9回アジア冬季競技大会をどう盛り上げるか
この雪だるま企画は、ハルビンで行われる第9回アジア冬季競技大会を応援するための一環として紹介されています。アジア各地の冬のスポーツ選手が集う大会を前に、北京からも冬の雰囲気と期待感を伝えようとするものです。
競技会場の紹介や選手の成績だけでなく、こうした日常的なモチーフを通じて大会を語ることで、視聴者にとって国際大会が遠い出来事ではなく、身近な季節のイベントとして感じられるようになります。
SNS世代に届く雪だるま×AI×国際大会
SNSでの拡散も意識されています。雪だるまの様子には「#Snowman」というハッシュタグが添えられ、冬の風景や大会への期待を共有しやすい形で発信されています。短い動画や印象的な画像は、通勤時間やスキマ時間にニュースをチェックする人たちにとっても、気軽に国際ニュースへアクセスする入り口になります。
AIが生成した雪だるまのイメージは、視覚的なインパクトが強く、XやInstagram、TikTokなどで思わずシェアしたくなる素材になり得ます。そこで交わされるコメントやリアクションを通じて、冬のスポーツやアジア冬季競技大会への関心がじわりと広がっていくことも期待できます。
冬を楽しみながら国際ニュースを味わう
遊び心のある企画を通じて国際大会を紹介するこの取り組みは、真面目なニュースと日常の楽しみの境界をやわらかくしてくれます。雪だるまという誰にとってもなじみのある存在を起点に、AI技術や国際スポーツ大会、都市間のつながりなど、多くのテーマについて考えるきっかけを与えてくれます。
今年の冬、ニュースをただ情報として消費するのではなく、自分ならどんな雪だるまを作るか、AIと一緒にどんな冬の物語を描けるかを想像しながら、ハルビンの第9回アジア冬季競技大会の動きにも目を向けてみるのはいかがでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








