2025ランタンフェスティバルガラ、世界の名曲メドレーで文化交流を表現 video poster
2025年のランタンフェスティバルガラで、世界各地のヒット曲をつなぐ特別ステージ「Songs We Sang Together」が披露されました。音楽を通じて国や地域を超えたつながりを祝う、象徴的なパフォーマンスとなりました。
世界5大陸の名曲を一つのステージに
今回のステージは、CMGの2025年ランタンフェスティバルガラの中でも、とくに「国際色豊かな音楽ステージ」として注目を集めました。企画の軸になったのは、世界5大陸の人気曲を一つのメドレーとして紡ぎ直す試みです。
ステージでは、次のような楽曲が次々と登場しました。
- ブラジルのヒット曲「Lambada」
- アイルランドの楽曲「Sexy Music」
- ニュージーランドの民謡「Wellerman」
- カメルーンの名曲「Zangalewa」
- ドイツの楽曲「Brother Louie」
- インドネシアのメロディー「Ayo Mama」
- イギリスで親しまれてきた「Auld Lang Syne」
ポップスから民謡まで、多様なジャンルとルーツを持つ曲が、一つながりの物語のように自然に連なっていったのが今回の特徴です。
なぜ「一緒に歌った歌」なのか
ステージのタイトルは、その名も「Songs We Sang Together(私たちが一緒に歌った歌)」でした。選ばれた曲の多くは、国境を越えて広く知られ、世代や地域を超えて多くの人が口ずさんだ経験を持つナンバーです。
視聴者にとっても、どこかで耳にしたことのあるメロディーが次々に流れることで、「自分もこの曲を知っている」「あの場面で聞いた」といった記憶が呼び起こされます。そこには、言葉は違っても、同じ歌を共有してきた時間があるというメッセージが込められているように感じられます。
音楽がつなぐ「人と人」の国際交流
パフォーマンス全体を貫いたテーマは、音楽を通じた文化交流と、人と人とのつながりの大切さです。今回のガラでは、こうした国際ニュースの中でも、政治や経済ではなく「文化」を入り口にした交流が前面に出されました。
歌やメロディーは、言葉の壁を越えて届くコミュニケーション手段です。同じ曲を口ずさみ、同じリズムに合わせて体を動かすことで、生まれ育った環境や国の違いを超えて、共通の体験が生まれます。
ステージの構成は、まさにそのことを視覚的・聴覚的に示すものでした。ブラジルからアイルランド、ニュージーランド、カメルーン、ドイツ、インドネシア、イギリスへ――カメラと音楽は世界を旅しながらも、そこに流れているのは一つの「一緒に歌う物語」でした。
「国と国」よりも「人と人」を見せるガラ
今回のメドレーが示したのは、「国同士」ではなく「人と人」のレベルで築かれる友情の姿です。ステージの紹介では、音楽を通じた文化交流が、長年にわたって人々の間のつながりを育んできたと強調されました。
こうした表現は、国際関係が複雑化しやすい今の時代だからこそ、あえて「生活のなかの国際交流」に光を当てる意図があるとも受け取れます。ニュースで語られる外交や交渉の裏側には、日常的な文化の共有や相互理解が存在している、という視点です。
日本の視聴者にとっての意味
日本でも、ブラジルの「Lambada」やイギリスの「Auld Lang Syne」は、かつて大きな話題になり、テレビや街中で繰り返し流れた経験のある人が多いでしょう。ニュージーランドの「Wellerman」も近年、動画プラットフォームを通じて広がりを見せています。
こうした世界の名曲が一つのステージに集まる様子は、「自分たちの日常が、実は世界のどこかとつながっている」という感覚を呼び起こします。日本語で国際ニュースを追いかける私たちにとっても、音楽はもっとも身近なグローバルなメディアの一つだとあらためて気づかされます。
「一緒に歌う」未来へ
2025年のランタンフェスティバルガラに登場した「Songs We Sang Together」は、華やかなショーであると同時に、「音楽がつくる国際社会」の一つのビジョンを提示するステージでもありました。
国や地域、言葉の違いを超えて、多くの人が知っている歌を一緒に歌うこと。そのシンプルな行為が、互いを理解し、敬意を払う関係の土台になる──今回のステージは、そのことを静かに語りかけていたと言えます。
ニュースやSNSで世界の動きを追いながら、日常生活の中で耳にする音楽にも、国際交流の入り口がある。そんな視点を持つきっかけとして、このステージを記憶にとどめておきたい公演です。
Reference(s):
2025 Lantern Festival Gala: Medley of global hits unites cultures
cgtn.com








