雲南・高黎貢山で希少ゴーリゴンターキンの「角突き」映像 赤外線カメラが捉える video poster
雲南・高黎貢山で希少ゴーリゴンターキンの「角突き」映像 赤外線カメラが捉える
中国・雲南省の高黎貢山国家級自然保護区で、国家一級保護種ゴーリゴンターキンが激しく角を突き合わせる様子が赤外線カメラに記録されました。迫力ある行動が、野生生物保護の重要性をあらためて考えさせます。
赤外線カメラがとらえた迫力の「牛決闘」
雲南の高黎貢山国家級自然保護区に設置された赤外線カメラが、2頭のゴーリゴンターキンによる激しい「角突き」を捉えました。
映像では、2頭が角をがっちりと組み合わせ、素早く身をかわしながら何度もぶつかり合います。何ラウンドにもわたって互角の攻防を続け、簡単には勝負がつかない様子が確認されたとされています。
人の目が届きにくい高山の森の中で、こうした行動を自然なかたちで記録できるのは、赤外線カメラによる長期モニタリングならではの成果です。
ゴーリゴンターキンとはどんな動物か
ゴーリゴンターキンは、国家一級保護種に指定されている希少な野生動物です。成長すると体高は約2.2メートル、体重は約400キロにも達する大型の草食動物で、集団で行動する習性があります。
主な生息地は標高2,500メートルを超える高地で、厳しい環境に適応して暮らしています。主に雲南省やXizangなどの地域で確認されており、険しい山岳地帯の生態系を代表する存在の一つです。
「角突き」行動が教えてくれること
角を持つ多くの動物にとって、角を突き合わせる行動は、力比べや順位をめぐるコミュニケーションの一部とも考えられています。今回のような映像は、野生下での自然なふるまいを知るうえで貴重な資料になります。
- 群れの中での関係性や力関係を読み解くヒントになる
- 繁殖期の行動や縄張りの在り方を探る手がかりとなる
- 生息環境の健全さを間接的に示す指標にもなりうる
高黎貢山のような保護区で継続的にデータが蓄積されることで、ゴーリゴンターキンを含む高山生態系の理解が一歩ずつ進んでいきます。
国際ニュースとして見る「山の奥のドラマ」
中国南西部の高地で起きたこの出来事は、一見すると遠い山奥の話に見えますが、生物多様性や自然保護という観点からは国際ニュースとしても意味を持ちます。
地球規模で環境の変化が進む中、特定の地域にしかいない動物たちの暮らしをどのように守るのかは、多くの国と地域が共有する課題です。今回の映像は、私たちが自然との向き合い方を考えるきっかけにもなりそうです。
私たちができる小さな一歩
遠く離れた山の中で撮影された映像でも、それを知ることで私たちの行動が変わることがあります。
- 野生動物や自然保護に関するニュースに日ごろから関心を持つ
- 環境負荷の少ないライフスタイルを意識する
- 家族や友人、SNSでこのような話題を共有し、対話を広げる
スマートフォン一つで世界中の出来事に触れられる今だからこそ、山の奥で暮らす動物たちの「小さなニュース」をどう受け止めるかが、私たちの未来の環境を左右していくのかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








