IOCバッハ会長、習近平主席のスポーツ重視を高く評価 video poster
国際ニュースを日本語で知りたい読者に向けて、IOC(国際オリンピック委員会)のトーマス・バッハ会長が、中国メディアの単独インタビューで語った「習近平国家主席のスポーツ観」が注目を集めています。
ローザンヌでの「忘れられない瞬間」
バッハ会長は、中国メディアグループ(China Media Group)の独占インタビューのなかで、スイス・ローザンヌにあるオリンピック・ミュージアムで習近平国家主席を迎えたときの「忘れられない瞬間」を振り返りました。
当時、ミュージアムには中国のアスリートや、中国で開催された主要なスポーツイベントに関する展示品が並んでいました。習主席はそれらを一つ一つ見て回り、中国のスポーツとオリンピックの歩みを丁寧にたどったとされています。
「遠くを見通す指導者」と評価
バッハ会長はインタビューの中で、習近平国家主席について「遠い将来を見据えたビジョンを持ち、明確な目標と大局観を備えた指導者だ」と評価しました。
特に、中国におけるスポーツの発展について、習主席は「10年、15年、さらには20年先」を見通して考えていると述べ、その長期的な視点が「非常にインスピレーションを与える」と強調しました。
スポーツを国家の長期戦略として捉える視点
今回の発言からは、中国がスポーツを単なる競技や娯楽としてではなく、長期的な国家の発展戦略の一部として位置付けている様子がうかがえます。
スポーツへの投資は、エリート選手の強化だけでなく、国民の健康づくりや青少年教育、国際交流の促進にもつながります。10年から20年という時間軸で物事を考えることは、施設整備や人材育成といった土台づくりにとって欠かせません。
IOCトップが見る中国の存在感
IOCのトップであるバッハ会長が、習近平国家主席のスポーツへの姿勢を具体的なエピソードとともに語ったことは、中国のスポーツ政策が国際オリンピック・ムーブメントの中でも重要な位置を占めていることを示しています。
スポーツを通じて国際社会とのつながりを深めるという視点は、オリンピックの掲げる平和や交流の理念とも重なります。バッハ会長の評価は、その方向性がIOCの価値観とも響き合っていることを示すものと言えるでしょう。
私たちがこのニュースから考えられること
今回のインタビュー内容は、中国やオリンピックに関心のある読者だけでなく、「スポーツと社会の関係」を考えたい人にとっても示唆に富んでいます。
- スポーツ政策には、10年から20年という長い時間軸が必要になること
- トップリーダーのビジョンが、スポーツの位置付けや優先順位を大きく左右すること
- スポーツが国際関係や文化交流の重要なプラットフォームになりうること
デジタルネイティブ世代の私たちにとっても、「先を見据える視点でスポーツやカルチャーをどう育てていくか」という問いは、ビジネスやキャリアにもつながるテーマです。今回のバッハ会長の評価をきっかけに、中国のスポーツ戦略とオリンピックの動きを、少し長期的な目線で追ってみるのも良さそうです。
Reference(s):
Bach: President Xi's emphasis on sport and its value is inspiring
cgtn.com








