タイでバス横転、17人死亡40人負傷 政府職員を乗せた長距離移動中 video poster
2025年2月26日未明、タイのナコンラチャシマ県で政府職員を乗せたバスが横転し、少なくとも17人が死亡、40人が負傷しました。この重大な交通事故は、海外の長距離バス利用のリスクと安全対策を改めて考えさせます。
タイでバス横転、17人死亡40人負傷
事故が起きたのは、2025年2月26日(水)の午前3時ごろです。タイのナコンラチャシマ県にある急な下り坂のカーブで、バスが制御を失い、横滑りしたあと横転しました。
このバスには政府職員が乗っており、タイ北部のブンカーンから、約840キロ離れたラヨーンへ向かう研修のスタディトリップの途中でした。長距離移動のなかでも、とくに負担が大きくなりやすい未明の時間帯に事故が発生した形になります。
事故から見えるリスク要因
今回、限られた情報からだけでも、いくつかのリスク要因が見えてきます。
- 時間帯:午前3時ごろという、乗務員も乗客も疲労が蓄積しやすい未明
- 走行距離:約840キロという長距離移動の途中
- 乗客の構成:多数の政府職員を乗せた団体移動
- 道路状況:急な下り坂カーブで車両が制御を失い、横滑り・横転
数字としての「17人死亡、40人負傷」は冷たく見えますが、その一つひとつの背後には、家族や同僚との日常があったはずです。団体での公務の移動中だったことを考えると、職場や地域社会への影響も小さくありません。
海外で長距離バスを利用するときのポイント
観光や出張で海外を訪れる日本の人びとにとっても、こうしたニュースは他人事ではありません。長距離バスを利用せざるをえない場面は少なくなく、安全を意識した選択や行動が求められます。
- 可能であれば、未明や深夜ではなく、日中の便を選ぶ
- 座席にシートベルトがある場合は、短距離でも必ず着用する
- 休憩の頻度や運行スケジュールに無理がないか、予約時に確認する
- 出発前に天候やルートの地形を簡単に調べておき、無理な移動計画を避ける
もちろん、乗客の注意だけで事故が防げるわけではありませんが、「どの時間帯の便を選ぶか」「どのような姿勢で乗り続けるか」といった小さな判断の積み重ねが、被害の大きさを左右する場合もあります。
数字の向こう側を想像するニュースの読み方
今回のような重大事故の報道は、ともすると「死亡〇人、負傷〇人」という数字だけが印象に残りがちです。しかし、その背後には、仕事に向かう人、学びの場に向かう人、家族を支える人など、具体的な生活の物語があります。
国際ニュースを読むとき、現地の地名や距離、時間帯といった要素を少しだけ意識してみると、ニュースが「遠い国の出来事」から、自分のライフスタイルや安全意識を見直すきっかけへと変わります。
2025年2月にタイで起きたこのバス横転事故は、移動のしかたが多様化するいま、「安全に移動するとはどういうことか」を問い直す出来事と言えるのではないでしょうか。
Reference(s):
cgtn.com








