世界最大の映画撮影所Hengdian 中国映画の「巨大セット」を歩いてみる video poster
世界最大の映画撮影所とされる「Hengdian」を舞台に、中国映画の世界を歩いて体感する特別番組が登場しています。壮大な宮殿や歴史絵巻の街並みを実際に歩きながら、スクリーンの向こう側をのぞき見る試みです。
世界最大の映画撮影所・Hengdianとは
番組の舞台となるHengdianは、現代中国映画の多くが撮影される巨大セットを備えた映画スタジオです。現在、世界最大の映画撮影所とされ、中国映画のスケール感を象徴する存在になっています。
敷地内には、歴史ドラマや時代劇で使われる大規模なセットが並びます。とくに注目されるのが、
- 壮大な秦の宮殿を再現したセット
- "Along the River During the Qingming Festival"の名で知られる長大な絵巻をモチーフにした、にぎやかな街並みのセット
こうした空間を実際に歩くことで、視聴者は映像作品の世界観がどのように作られているのかを、視覚と想像力の両方で味わうことができます。
CGTNのTian Weiとフランス人司会者が案内役
特別番組では、CGTNのキャスターであるTian Wei氏と、フランス人テレビ司会者のOlivier Grandjean氏がHengdianのセットを案内します。二人は、壮麗な秦の宮殿から、"Along the River During the Qingming Festival"のにぎわいを再現した街並みまで、さまざまな場所を歩きながら現代中国映画の魅力を伝えます。
中国語圏の視点とヨーロッパの視点が交差することで、
- 中国映画のスケールや美術への驚き
- 歴史的モチーフがどのように現代作品に取り入れられているか
- 映画を通じて中国を旅するという新しい楽しみ方
といったポイントが、国際的な視聴者にも分かりやすく紹介されます。
"Chinese Films"で中国を旅するという発想
番組名は"China Travel with Chinese Films"。文字どおり、中国映画を手がかりに中国各地や歴史の舞台を旅する、というコンセプトです。Hengdianのような巨大撮影所は、その象徴的な場所だといえます。
映画のワンシーンとして見ていた宮殿や街路が、実際にはどのような質感やスケールを持っているのか。セットを歩く案内役の目線を通して、視聴者は「画面の中の中国」と「現実の空間としての中国」の間を行き来する体験をします。
なぜ今、中国映画の撮影現場に注目が集まるのか
近年、国際的な観客の間で中国映画への関心が高まる中、その舞台となる撮影所やロケ地にも注目が集まっています。Hengdianのようなスタジオは、単なる裏方のスペースではなく、
- 歴史や文化を視覚的に届ける「立体教材」
- 映像制作の技術力や発想力を示すショーケース
- 作品をきっかけに実際に訪れてみたいと思わせる場所
として、国内外の視聴者に影響を与えつつあります。
今回の特別番組は、そうした中国映画と撮影現場の魅力を、分かりやすい案内付きで紹介する試みです。ニュースや作品そのものだけでなく、「どこで、どのように撮られているのか」という視点から中国を見ることで、私たちの世界の見え方も少し変わってくるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








