春の観光需要が急増 花見がけん引、北京の予約114%増 video poster
春の暖かさに誘われて、国内の観光需要が一気に高まっています。オンライン旅行プラットフォームのデータによると、2025年の春の観光市場は想定より早くピークを迎え、春の花見を楽しむ旅行が全体の過半数を占めています。
春の暖かさが生む新しい消費シーン
最近の暖かい天候が、人々を屋外へと誘い、新たな消費シーンを生み出しています。国内各地で春の観光需要が高まり、日帰りや週末の小旅行を含めた春の観光が活発になりました。
大手オンライン旅行プラットフォームによれば、春の観光市場は例年より早いタイミングでピークに達したとされています。気温の上昇にあわせて、検索から予約まで一気に動く、思い立ったらすぐ旅に出るスタイルが広がっている様子がうかがえます。
花見関連検索は前年の220%増 旅行者の55%が春の花を目的に
同じプラットフォームのデータでは、春の観光の主役が花見であることもはっきりと示されています。
春の花を楽しむことに関連する検索量は、前年同期比で220%増加しました。これは単なる微増ではなく、検索数が2倍以上に跳ね上がったことを意味します。
実際に、春の花見を主な目的とする旅行者は、現在、全体の約55%に達しています。春の旅の二人に一人以上が、花を軸に旅の計画を立てている計算です。風景や季節感といった体験価値を重視する傾向が、数字としても表れていると言えます。
北京の春旅予約、前年同期比114%増
なかでも注目されるのが北京です。データによると、北京への春の旅行予約は前年同期比で114%増と、2倍近い伸びを記録しました。
歴史や文化の名所が集まる大都市として、春の景色と都市観光を同時に楽しめる点が評価されているとみられます。春の柔らかな光のなかで街歩きをしながら、カフェや飲食店も楽しめる都市型の春旅が、特に若い世代を中心に定番になりつつあることを示唆しています。
- 市内や近郊の公園での散策
- 歴史エリアとグルメを組み合わせたコース
- 短時間で回れるスポットをつなぐコンパクトな旅程
こうした楽しみ方は、長期休暇ではなくても、週末やスキマ時間を活用して季節を感じたいというニーズと相性が良いと考えられます。
オンライン旅行データが映す行動と意識の変化
今回示された数字は、観光客が増えたという事実だけでなく、消費者の行動や意識の変化も映し出しています。オンラインの検索データからは、次のような傾向が読み取れます。
- 検索行動がそのまま予約・消費につながるスピード感
- 行き先そのものより、花見や散策といった体験を重視する旅の組み立て
- 長期休暇だけでなく、短い休みを細かく使うマイクロツーリズム志向
特に、春の花見を目的にした検索が大きく伸びていることから、写真や動画で共有しやすい季節の景色を求める動きも背景にあると考えられます。SNSで共有したくなる景観や体験が、旅行先選びの重要な判断材料になりつつあります。
これからの春の旅をどう楽しむか
春になると観光需要が急増し、人気スポットは混雑しやすくなります。一方で、オンラインの検索データをうまく参考にすれば、自分に合ったタイミングや場所を選びやすくなるかもしれません。
暖かい日が続いたら、少し早めに予定を立ててみる。観光地だけでなく、近場の公園や街歩きを組み合わせてみる。今回の春の観光トレンドは、そんな小さな工夫が旅の満足度を高めることを教えてくれています。
次の春、自分ならどんな花見旅を計画するか。数字の裏側にある人々の動きをヒントに、旅のスタイルだけでなく、日々の過ごし方を見直してみるきっかけにもなりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








