ミャンマー地震で中国救援チームが生存者救出 倒壊ホテルから約60時間ぶり video poster
2025年3月末に発生したミャンマーの大地震で、マンダレーの倒壊ホテルから女性1人が約60時間ぶりに救出されました。現場で救助に当たったのは、中国から派遣された救援チームです。
マグニチュード7.9地震、その後の救助
ミャンマーでは2025年3月28日、マグニチュード7.9の大規模な地震が発生しました。この揺れでマンダレーにあるホテルが倒壊し、中にいた女性ががれきの下に閉じ込められました。
地震発生から約60時間後の3月31日、中国の救援チームがホテル跡で女性の居場所を特定し、5時間を超える懸命な作業の末に救出しました。女性は救出時、容体は安定していたと伝えられています。
中国の救援チームは、地震の被害を受けたマンダレーに3月30日午後に到着しており、今回の救出は同チームにとって現地で見つかった最初の生存者となりました。
国境を越えた災害救助という現場
今回のミャンマー地震では、中国の救援チームが国境を越えて現地に入り、生存者の捜索と救助活動に参加しました。大規模災害の際、被災国だけで対応するのは難しく、海外からの支援が重要な役割を果たします。
救援チームは、言語や文化、現場の状況が異なる国で活動しなければなりません。そのため、現地の当局や住民との連携、情報共有、役割分担が円滑に行われるかどうかが、救助のスピードを左右します。
「72時間の壁」と60時間後の救出
地震や建物倒壊などの災害では、一般的に発生からおよそ72時間が生存率の大きな分かれ目とされています。水や空気、気温などの条件が悪化する中で、それを超えると生存の可能性が急激に下がると考えられているためです。
マンダレーで救出された女性は、約60時間にわたってがれきの下に閉じ込められていたとされます。72時間の「壁」を前に間に合った今回の救出は、発災直後からの迅速な捜索と国際支援の重要性を改めて示す出来事となりました。
日本からこのニュースを見る意味
ミャンマーのニュースは、一見すると遠い国の出来事のように感じられるかもしれません。しかし地震大国で暮らす私たちにとって、災害と向き合うという点では他人事ではありません。
今回の出来事から考えられるポイントとして、例えば次のようなものがあります。
- 大規模災害時に、海外からの救援をどう受け入れ、連携していくのか
- SNSやメッセージアプリを通じて、現場の情報をどのように共有し、誤情報を減らすか
- 日頃から、家族や職場、地域でどんな備えや話し合いをしておくべきか
2025年3月にミャンマーで起きたこの救助劇は、国際ニュースであると同時に、災害と共に生きる社会のあり方を考えるヒントにもなります。スマートフォン越しに届く遠くの出来事を、自分の生活や地域の備えと結びつけて捉え直してみることが求められています。
Reference(s):
Chinese team rescues survivor from collapsed hotel after Myanmar quake
cgtn.com








