ミャンマー地震で4人目救出 中国救援隊と記者が見た現場 video poster
ミャンマーで発生した地震の救助現場で、CGTNの記者Cen Ziyuan氏が中国の救援チームに特別に同行し、瓦礫の下から4人目の生存者が救出される瞬間を目撃しました。救助の現場で交わされた言葉と、その裏側にある人と人との支え合いが印象的な国際ニュースです。
ミャンマー地震の現場で起きていたこと
救助活動が続くミャンマーの被災地で、Cen氏は中国の救援チームとともに行動し、その様子を取材しました。生存者を一人でも多く救い出そうと、緊張感の高い作業が続いていました。
現地に入った中国の救援隊は、安全を確保しながら慎重に作業を進め、瓦礫の中に取り残された人に声をかけ続けました。その中で行われたのが、4人目の生存者の救出です。
瓦礫の下に残された29歳女性
報道によると、今回救出されたのは29歳の女性です。彼女の妹は先に救出されましたが、女性本人はその後も瓦礫の中にとどまり、救助を待つ状況が続きました。救助隊の動き一つひとつが、命に直結する慎重な作業だったことが伝わってきます。
現場にはボランティアもいて、この女性に絶えず話しかけていたとされています。ボランティアは、彼女に強くあるよう励まし、救助隊の指示に協力するよう呼びかけることで、言葉による支えとなりました。
声をかけ続けることは、瓦礫の下にいる人の不安を和らげるだけでなく、救助する側にとっても相手の反応を確かめる重要な手段になります。返事の有無や声の調子は、次にどのような対応を取るべきかを判断する手がかりにもなります。
「声かけ」が命をつなぐ理由
災害の現場では、身体をどう救い出すかという物理的な問題に目が向きがちですが、同時に、心の状態をどう支えるかも大きな課題です。今回のミャンマー地震の救助でも、ボランティアや周囲の人々が続けた「声かけ」が、29歳の女性が救助隊と協力し続けるうえで重要な役割を果たしました。
こうした場面でのコミュニケーションには、例えば次のような意味があります。
- 孤立感や恐怖心をやわらげ、「自分は一人ではない」と感じてもらう
- 相手の反応を確認し、救助の方針を考える手がかりにする
- 小さな動きや指示を伝え、より安全な体勢や環境づくりにつなげる
- 時間の感覚を共有し、極度の不安やパニックを防ぐ
私たちがニュースとしてこの場面を知ることは、災害時に何が人の心と命を支えるのかを考えるきっかけにもなります。
国境を越えた救助とメディアの視点
今回の救助では、中国のチームがミャンマーで活動し、その様子をCGTNの記者が間近で取材しました。現場に同行した取材によって、救助のプロセスや人々の表情、ボランティアの存在などが、より具体的に伝えられています。
記者の目を通して届けられる国際ニュースは、遠く離れた地域で起きている出来事を、私たちの生活に引き寄せる役割を持ちます。数字や短い見出しだけでは見えない「現場の空気」を知ることで、災害や支援についてのイメージも少し変わってくるはずです。
日本の私たちがこのニュースから考えたいこと
地震の多い日本に暮らす私たちにとって、ミャンマー地震のニュースは決して無関係ではありません。今回の出来事から、次のような点を考えることができます。
- 専門的な技術だけでなく、「声をかけ続ける」というシンプルな行動が命を支えること
- 国境を越えた救助協力が、被災した地域の人々にとって大きな支えになること
- 現場に密着した国際ニュースが、私たちの想像力を広げ、備えや支援のあり方を見直すヒントになること
大きな災害は、いつどこで起きるかわかりません。だからこそ、遠い国での出来事を伝えるニュースに触れながら、「自分の身近で起きたらどうするか」を静かに考えてみることが、日常の中でできる一つの備えと言えます。
ミャンマーで救出された4人目の生存者の物語は、救助の技術だけでなく、人が人に語りかけることの力を伝えるニュースでもあります。画面越しにその瞬間を知る私たちも、日常の中で、周囲の人と声をかけ合うことから備えを始めてみたいところです。
Reference(s):
CGTN reporter witnesses rescue of fourth Myanmar earthquake survivor
cgtn.com








