天津でSCO初の支援イベント 持続可能な産業投資にチャンス video poster
天津でSCO初の支援イベント、持続可能な産業投資に焦点
中国の天津で今週水曜日、中国−SCO持続可能な発展産業投資促進イベントが開幕しました。3日間にわたるこの国際会議は、今年秋に天津での開催が予定されていた上海協力機構(SCO)サミットに向けた最初の支援活動として企画されたものです。SCO加盟国の産業発展と持続可能な開発をどのように結びつけるかが、今回のキーワードです。
持続可能な産業投資でSCO加盟国の連携強化
中国−SCO持続可能な発展産業投資促進イベントは、SCO加盟国の産業発展を後押ししながら、環境や社会に配慮した「持続可能な開発」を進めることを目的としています。持続可能な開発とは、経済成長と環境保護、そして社会の包摂性を同時に実現しようとする考え方です。
会期は3日間で、期間中はSCO加盟国の産業発展をさらに促進するための投資や協力のあり方について、さまざまな議論や交流が予定されています。天津という工業都市で開かれることで、インフラや製造業など具体的なプロジェクトを念頭に置いた議論が進むことが期待されます。
企業が見る「独自の機会」 中国・ベラルーシ産業パークの視点
今回のイベントには、中国とベラルーシの産業パーク開発を担うChina-Belarus Industrial Park Development Company, CJSCも参加しています。同社の第一副総経理を務めるコロテエフ・キリル氏は、CGTNのインタビューに対し、自社にとって「可能性や提供できる設備を各国に紹介するための、素晴らしく独自の機会」だと語りました。
こうした企業の声からは、SCOの枠組みのもとで行われる投資促進イベントが、単なる政策対話の場だけでなく、具体的なビジネスチャンスを生み出す実務的なプラットフォームとしても期待されていることがうかがえます。
SCOサミットに向けた「支援活動」としての意味
今回の投資促進イベントは、今年秋に天津での開催が予定されていたSCOサミットに向けた最初の支援活動とされています。サミット本体では首脳レベルの議論が行われるとみられますが、その前段階として産業界や投資分野での連携テーマを掘り下げておくことで、より具体的な成果につながりやすくなります。
持続可能な発展を掲げた投資促進イベントが支援活動の第1弾に位置づけられたことは、SCOが産業政策の中に環境や社会への配慮を組み込む方向性を重視していることの表れとも受け取れます。エネルギー転換やインフラの高度化、デジタル化といった分野で、加盟国どうしがどのような協力モデルを模索していくのかが、今後の焦点となりそうです。
読者が押さえておきたい3つのポイント
- SCOの枠組みのもと、中国・天津で持続可能な発展をテーマにした産業投資イベントが開かれた。
- このイベントは、今年秋に天津での開催が予定されていたSCOサミットに向けた最初の支援活動として位置づけられている。
- 参加企業からは「自社の可能性や設備をアピールできる独自の機会」との声が出ており、具体的なビジネスチャンスの創出も期待されている。
広がる地域協力の可能性
ユーラシアを中心とした国々が参加するSCOは、経済や安全保障、文化交流など幅広い分野で協力を進める枠組みです。今回の天津での投資促進イベントは、そのなかでも産業と持続可能な開発を結びつける試みとして位置づけられます。今後も、SCOの場を通じてどのような地域協力のモデルが形づくられていくのか、引き続き注目したいところです。
Reference(s):
Unique chance: Attendee on SCO's first supporting activity in Tianjin
cgtn.com








