国際ニュース:中国の習近平氏が東南アジア歴訪 「共同の未来へ大きな一歩」 video poster
中国の習近平国家主席がベトナム、マレーシア、カンボジアを歴訪し、中国の近隣外交にとって重要な一歩となったと伝えられています。中国の王毅外相は、この歴訪を通じて「近隣諸国と共同の未来を築くための大きな前進があった」と強調しました。
王毅外相「共同の未来づくりへ大きな一歩」
中国の王毅外相は金曜日に行われた記者会見で、習近平国家主席による東南アジア歴訪について説明しました。王氏は中国の外相であると同時に、中国共産党中央委員会政治局委員も務めています。
王氏によると、習主席は月曜日から金曜日にかけてベトナム、マレーシア、カンボジアを訪問しました。この歴訪は、中国の国家元首として今年(2025年)初めての海外訪問となりました。
王氏は、「近隣諸国と共同の未来を築くコミュニティをつくるうえで、私たちは大きな一歩を踏み出した」と述べ、この歴訪の意義を強調しました。
ベトナム・マレーシア・カンボジア歴訪のポイント
王氏は、今回の東南アジア歴訪の核となるメッセージは「共同の未来をともに築くこと」だったと説明しています。このメッセージは、訪問先の近隣諸国にしっかり伝わり、各国は前向きかつ高い関心をもって応じたとしています。
- 訪問先:ベトナム、マレーシア、カンボジア
- 期間:月曜日から金曜日までの5日間
- 位置づけ:中国の国家元首として2025年最初の外遊
- 中心メッセージ:「共同の未来を築くコミュニティ」を近隣諸国とともに目指す姿勢の発信
王氏は、こうしたメッセージが「すべての近隣諸国に受け止められ、前向きな反応と大きな注目を集めた」と述べ、各国側の受け止めも強調しました。
「共同の未来」をめざす近隣外交とは
王氏が語った「共同の未来を築くコミュニティ」という表現は、中国が近隣諸国と長期的な関係を構想する際のキーワードとして位置づけられています。言葉どおりに解釈すれば、地域の国々が互いの安定や発展を支え合いながら、将来像を共有していくという発想です。
今回の東南アジア歴訪では、この考え方が改めて前面に出された形です。王氏の説明からは、単に個別の国との関係強化にとどまらず、「近隣諸国全体との関係をどのような方向に発展させていくのか」という長期的なビジョンを示そうとした意図がうかがえます。
日本や東アジアの読者にとっての意味
日本を含む東アジアの国々にとっても、中国と東南アジア諸国との関係の動きは、貿易や投資、人の往来、地域の安定など、さまざまな分野に関わる重要な要素です。
今回、王毅外相が「共同の未来」という表現を繰り返し強調し、そのメッセージが近隣諸国に共有されたと語ったことは、今後の地域秩序や協力のあり方を考えるうえで一つの手がかりになります。
2025年最初の外遊として選ばれた東南アジア歴訪が、今後どのような具体的な協力や対話につながっていくのか。中国と近隣諸国の関係、そしてアジア全体の行方を見ていくうえで、引き続き注目していきたい動きです。
Reference(s):
Wang Yi hails Xi's Southeast Asia tour as step towards shared future
cgtn.com







