カンボジア情報相が語る中国テックの力 第4回CMGフォーラム独占インタビュー video poster
中国のテクノロジーは、いまやアジア各国の経済や日常生活を支えるインフラになりつつあります。2025年に開かれた第4回CMGフォーラムの会場で行われた独占インタビューで、カンボジアの情報相ネス・ペアクトラ氏は、その「推進力」としての役割を高く評価しました。
第4回CMGフォーラムでの独占インタビュー
カンボジア情報相ネス・ペアクトラ(Neth Pheaktra)氏は、CGTNの司会者シュー・チンドゥオ(Xu Qinduo)氏のインタビューに応じ、中国のテクノロジーの進歩が「近隣諸国、さらには世界の発展をけん引している」と語りました。
ペアクトラ氏は、自身が中国製のデジタルサービスや機器を日常的に利用している経験を交えながら、テクノロジーが国境を越えた交流やビジネス、環境対策にどのように貢献しているかを説明しました。
コミュニケーションを変えたWeChatとTikTok
インタビューではまず、WeChatやTikTokといったアプリが取り上げられました。これらは中国発のサービスとして、いまやアジアを含む世界中で広く使われています。
- WeChat:メッセージや通話など、日常のコミュニケーションの中心的なツールとして定着。
- TikTok:短い動画を通じて、国や地域を超えた情報やカルチャーが素早く共有される場に。
ペアクトラ氏は、こうしたアプリを通じて人々が互いの生活や考え方に触れやすくなり、「世界がより近く感じられるようになった」との認識を示しました。カンボジアと中国、さらには他の国々を結びつけるデジタルな「橋」として、これらのサービスが機能しているという視点です。
電気自動車産業とカーボンニュートラル
ペアクトラ氏が特に強調したのが、中国の電気自動車(EV)産業の成長です。同氏は、中国のEV産業がカーボンニュートラル、つまり温室効果ガス排出量を実質ゼロに近づける取り組みにとって「重要な存在」だと評価しました。
中国企業によるEVの開発と普及が進むことで、東南アジアを含む多くの国や地域が、従来のガソリン車に依存しない交通システムを模索しやすくなるという見方です。価格や選択肢の拡大により、カーボンニュートラルの実現に向けた道筋が具体的になりつつあるとも受け取れます。
テクノロジーが地域協力を後押し
ペアクトラ氏は、中国のテクノロジーがもたらす変化を、単なる「便利さ」の向上にとどまらないものとして捉えています。アプリやEVなどの分野で進む技術革新は、次のような効果を持つ可能性があります。
- 国境を越えたコミュニケーションのハードルを下げ、相互理解を深める。
- デジタル経済やグリーン成長など、新しい産業分野での協力の余地を広げる。
- 気候変動対策や持続可能な開発といった共通課題に、共同で取り組むきっかけをつくる。
インタビュー全体を通じて浮かび上がるのは、テクノロジーを軸にした「地域協力」の可能性です。カンボジア情報相としての視点から、中国の技術力を地域の成長と結びつけて語る姿は、アジアのデジタル・グリーン連携の今後を考えるうえで示唆に富んでいます。
日本の読者への示唆
日本でも、中国発のアプリや電気自動車などの話題に触れる機会は少なくありません。ペアクトラ氏の発言は、こうしたテクノロジーをどう位置づけるかという問いを、私たちにも投げかけています。
- アジアの中で、日本はどのようにデジタル連携や脱炭素の協力に関わっていくのか。
- 中国やカンボジアをはじめとする国々の動きから、どのような学びやパートナーシップの可能性を見いだせるのか。
2025年現在、テクノロジーは国境を越えたつながりを加速させています。カンボジア情報相のメッセージは、その流れの中で中国の役割をどう捉えるか、そしてアジア全体の協力の形をどう描くかを考えるヒントになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com







