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中国の新型攻撃ドローンJiutian、6月初飛行計画とは
中国本土の西安市で開発された偵察・攻撃型無人機Jiutianが、第15回China Airshowで公開されました。発表時点では、初飛行は6月に予定されていました。この記事では、その基本性能と国際ニュースとしての意味を、日本語で読みやすく整理します。
Jiutianはどんな無人機か
Jiutianは、偵察と攻撃の機能をあわせ持つ偵察・攻撃型ドローンです。開発は中国本土の西安市で行われ、第15回China Airshowで一般にお披露目されました。公開時の説明では、初飛行が6月に予定されていたとされています。
この無人機は、従来の監視用ドローンよりも大きな機体と高い積載能力を持ち、より多くの装備や弾薬を搭載できることが特徴とされています。
最大離陸重量16トン、スペックを整理
公表されているJiutianの主な性能は次の通りです。
- 用途:偵察・攻撃兼用の無人機
- 最大離陸重量:16トン
- ペイロード(搭載量):6トン
- エンジン:ターボファンエンジン
- 最高速度:約時速700キロメートル
- 最大高度:約1万5000メートル
16トン級という最大離陸重量に対して、6トンのペイロードを確保している点から、大量のセンサーや通信機器、あるいは各種兵装を柔軟に組み合わせて搭載できる設計であることが読み取れます。
また、ターボファンエンジンを採用し、時速700キロメートル級の速度と1万5000メートルという高高度での飛行が可能とされていることから、広い範囲を短時間でカバーしつつ、高高度からの監視や作戦行動を想定していることがうかがえます。
偵察・攻撃一体型ドローンというトレンド
近年の国際ニュースを見ても、無人機は偵察だけでなく、精密攻撃や情報中継など、多目的に使われる傾向が強まっています。Jiutianのように偵察と攻撃を一体化したドローンは、その象徴的な存在といえます。
偵察能力と攻撃能力を同一プラットフォームにまとめることで、次のような運用上の特徴が考えられます。
- 目標の発見から攻撃までの時間を短縮しやすい
- 遠距離からの情報収集と作戦支援が可能になる
- 有人機のリスクを抑えつつ作戦行動を継続できる
こうした特徴は、軍事作戦のあり方や装備体系の設計に少なからず影響を与える可能性があります。
地域と国際社会への意味
Jiutianのような大型の偵察・攻撃型無人機は、軍事技術の高度化が進んでいることを示す一例といえます。最大離陸重量16トン、ペイロード6トン、高高度・高速度という組み合わせは、さまざまな作戦シナリオへの適応を意識した設計と見ることができます。
国際社会にとっては、こうした新型無人機の登場が、安全保障や軍備管理、無人システムの運用ルールをめぐる議論を一段と促す要因になりえます。同時に、無人機技術は監視や通信、災害対応など民生分野にも応用されうるため、その使い方をめぐる議論も重要になっていきます。
これからの注目ポイント
2025年12月時点で示されている情報から、今後とくに注目したいポイントは次の通りです。
- 初飛行後の試験結果や運用実績がどのように公表されるか
- 偵察センサーや通信装置など、具体的にどのような装備が搭載されるか
- 他の航空機や無人機、地上システムとの連携がどこまで進むか
大きなペイロードと高高度・高速度性能を持つJiutianが、今後どのように運用されていくのかは、国際ニュースとしても継続的にフォローしておきたいテーマです。技術そのものだけでなく、その使われ方やルールづくりの行方にも目を向けることで、無人機時代の安全保障とテクノロジーの関係を立体的に考えるきっかけになるでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








