韓国で李在明氏が新大統領に就任 スナップ選挙後、5年任期が始動 video poster
韓国で水曜日、スナップ選挙(前倒しの選挙)で勝利した李在明(Lee Jae-myung)氏が、新たな大統領として就任しました。ソウルの国会議事堂で就任宣誓を行い、単一任期5年の政権運営が正式にスタートします。
2025年の韓国政治の方向性を決める節目となる動きであり、国内の民主主義のあり方や東アジアの国際関係にも影響を与える出来事として注目されています。
李在明氏が就任宣誓 ソウルの国会で式典
李在明氏は、水曜日に行われた就任式で韓国の新大統領として宣誓しました。今回の就任は、スナップ選挙での勝利を受けたもので、短期間での政権交代となりました。
式典はソウルの国会議事堂(国会)で行われました。李氏は民主党の前代表として知られ、これまで野党側から政治をリードしてきた人物です。その李氏が大統領として正式に任務を引き受けたことで、韓国の政治は新たな局面に入ったと言えます。
就任宣誓を終えたことで、李氏の単一5年の大統領任期が始まりました。韓国の大統領は単一任期5年で、再選を前提としない仕組みです。この限られた期間のなかで、どこまで政策を実行できるかが毎回大統領ごとに問われます。
スナップ選挙とは?前倒し選挙の意味
今回の大統領就任は、スナップ選挙の結果を受けたものです。スナップ選挙とは、本来予定されていた任期より前倒しで行われる選挙のことで、政治的な行き詰まりや政権への信任を問う必要が生じた際に実施されます。
任期満了前に民意を問うスナップ選挙には、次のような特徴があります。
- 政権への支持や不満を早期に反映しやすい
- 一気に政治の流れを変えるきっかけになり得る
- 同時に、社会に大きな負担と緊張をもたらす
短期間で選挙と政権交代が続く局面では、人々の間に期待と不安が入り混じりやすくなります。今回の韓国の動きも、その一つの例と言えるでしょう。
単一5年任期の大統領制がもたらすもの
韓国の大統領は単一任期5年とされており、長期政権が生まれにくい制度です。李在明氏も、今回の就任によって、この5年間で自身のビジョンをどこまで実現できるかが問われます。
単一任期制には、次のような側面があります。
- 権力の集中と長期化を防ぎやすい
- 任期末の「次の選挙」を意識せず、中長期の改革に集中しやすい
- 一方で、5年ごとに政策の方向性が大きく揺れやすい
こうした制度のもとで、新大統領が最初の数カ月で何を優先課題に据えるのかは、国内外の投資家や市民が特に注視するポイントです。就任直後のメッセージや人事は、政権のカラーを示す「初期シグナル」として受け止められます。
これからの韓国政治で注目したいポイント
李在明政権の発足によって、韓国の政治と社会は新しい段階に入ります。今後数カ月から数年にかけて、次のような点が焦点になりそうです。
- 政治の安定と協調
スナップ選挙で誕生した政権は、野党との関係づくりや国会運営が鍵になります。与野党がどこまで協調し、政策を進められるかが問われます。 - 経済と生活への具体的な手当て
物価、雇用、格差など、日々の暮らしに直結する課題への対応は、どの政権にとっても最優先のテーマです。新政権がどの層にどのような支援を打ち出すのか、韓国国内だけでなく近隣地域の市場からも注目されます。 - 国際関係と地域の安定
朝鮮半島を取り巻く安全保障環境は常に変化しています。新大統領が周辺国との対話や連携をどのように位置づけるかは、東アジア全体の安定にも関わるテーマです。
就任直後の発言や初動は、新政権の方向性を読み解く重要な手がかりとなります。日本を含むアジアの国際ニュースとしても、しばらくは李在明新大統領の動向がニュースの見出しを飾り続けることになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








