中国・新疆ウイグル自治区で1万羽超の野生の白鳥が営巣 アジア最大の生息地 video poster
中国北西部の新疆ウイグル自治区バインブルクで、毎年1万羽を超える野生の白鳥が営巣の季節を迎えます。アジア最大の白鳥の生息地として、中国で唯一の白鳥保護区がある地域で起きている国際ニュースです。
2025年も、気温の上昇とともにバインブルクの湿地が少しずつ解け、野生の白鳥たちがつがいで巣を作り、ヒナを育てる姿が見られました。
アジア最大の白鳥生息地・バインブルク
バインブルクは、中国北西部の新疆ウイグル自治区に位置し、湿地が広がる自然豊かな地域とされています。ここはアジア最大の白鳥の生息地であり、中国で唯一の白鳥保護区でもあります。そのため毎年、1万羽を超える野生の白鳥がこの地に集まります。
氷が解けると始まる営巣シーズン
春に気温が上がり、湿地の氷が解け始めると、白鳥たちは営巣シーズンに入ります。つがいの白鳥は、解けたばかりの湿地で巣を作り、その巣で幼い子どもを育てていきます。こうした営みが、毎年同じ場所で繰り返されていることは、環境が安定している証しとも言えます。
生物多様性と自然保護の意味
バインブルクが白鳥保護区に指定されていることは、この地域の生態系が持つ価値の高さを示しています。特定の野生動物を守ることは、その動物が依存する湿地や草原、水辺の環境を含めた生態系全体を守ることにもつながります。
気候変動や環境破壊が懸念される中で、1万羽を超える野生の白鳥が毎年戻ってくる生息地が維持されているという事実は、生物多様性を保つ取り組みの重要性を改めて考えさせます。
画面越しに見る遠い自然をどう捉えるか
スマートフォンで国際ニュースを追う私たちにとって、新疆ウイグル自治区のバインブルクは、地図の上では遠い場所にあります。それでも、そこで暮らす野生の白鳥たちの営みは、地球規模の環境課題とつながっています。
遠く離れた湿地で1万羽超の白鳥が巣を作り、子育てをするというニュースは、自然と人間社会の関係を見つめ直す小さなきっかけになります。日々の忙しさの中で、こうした自然のリズムに一度立ち止まって思いを馳せてみることも、これからの時代の情報の受け取り方の一つと言えそうです。
Reference(s):
Over 10,000 wild swans nest in northwest China's Xinjiang region
cgtn.com








