中国本土の雄安―忻州高速鉄道、建設順調 2027年開業へ video poster
中国河北省の雄安新区と山西省忻州市を結ぶ「雄安―忻州高速鉄道」の建設が、2025年現在も着実に進んでいます。全長342キロメートルの新線は2027年の運行開始を目指しており、中国本土の高速鉄道網のなかで重要な東西方向のルートになるとみられています。
雄安新区と忻州を結ぶ新たな東西ルート
雄安―忻州高速鉄道は、河北省の雄安新区と山西省の忻州市を直接結ぶ路線として計画されています。距離は342キロメートルにおよび、雄安新区の高速鉄道ネットワークのなかで、東西方向を担う幹線の一つと位置づけられています。
建設が順調に進めば、雄安新区と忻州の移動時間が大幅に短縮されるだけでなく、その沿線地域の人やモノの流れも変わる可能性があります。通勤や出張、観光といった日常の移動から、物流やビジネスまで、さまざまな分野で高速鉄道の効果が期待されます。
中国本土の「八縦八横」高速鉄道網の一部に
今回の雄安―忻州高速鉄道は、中国本土が整備を進めている広域高速鉄道計画「八縦八横」を構成する重要な区間の一つとされています。「八縦八横」とは、南北方向(縦)と東西方向(横)に多くの高速鉄道を張り巡らせ、主要な地域を面的につなぐ構想です。
この計画では、路線同士が格子状につながることで、一本の路線だけではカバーしきれない需要にも応えやすくなります。雄安―忻州高速鉄道は、そのなかでも東西方向のネットワークを強化する役割を担い、既存の路線と連携することで利便性を高めるとみられています。
雄安新区の発展と地域経済の一体化を後押し
新線が2027年に開業すれば、雄安新区の発展を強く支えるインフラの一つになると期待されています。高速鉄道によってアクセスが向上することで、企業活動や投資、人材の往来などが促進され、長期的な都市づくりにも影響を与えます。
また、雄安新区と忻州を含む周辺地域がより密接につながることで、地域間の経済格差を縮小しながら、広い範囲で一体的な経済成長を進める狙いもあります。単なる移動手段の整備にとどまらず、都市と地域をどのように結び直していくのかが、高速鉄道プロジェクトの重要なテーマになっています。
これからの注目ポイント
2027年の運行開始に向けて、今後も工事の進捗や駅の配置、運行本数、ほかの路線との乗り換え環境など、具体的な情報が徐々に明らかになっていくとみられます。日々のニュースを追いながら、インフラ整備が地域社会にもたらす変化を、落ち着いて観察していくことが求められます。
高速鉄道網の拡大は、利便性の向上だけでなく、都市や地域のあり方そのものを変えていく可能性があります。雄安―忻州高速鉄道の行方は、中国本土のインフラ政策や地域経済の方向性を読み解くうえで、今後も注目したいテーマです。
Reference(s):
China's Xiongan-Xinzhou high-speed rail construction proceeds steadily
cgtn.com








