アメリカで反ICEデモ拡大 ロサンゼルスなどで数百人逮捕 video poster
アメリカ各地で反ICE抗議デモ、数百人が逮捕
アメリカの移民当局ICEに対する抗議デモがロサンゼルスを中心に全米へと広がり、6月10日夜にはロサンゼルスだけで少なくとも225人が逮捕されました。各地で緊張が高まり、移民政策をめぐる議論があらためて注目されています。
ロサンゼルスで5日連続のデモ、1晩で225人逮捕
6月10日、ロサンゼルスでは反ICEデモが5日連続で行われ、同じ夜だけで少なくとも225人が拘束されました。現地では抗議参加者と警察との緊張が高まり、夜遅くまでに多くの参加者が身柄を確保されたとされています。
反ICEデモは、移民の取り締まりなどに関わる連邦機関であるICEの役割や手法に対する不満や懸念を示すものです。参加者は街頭での行進や集会を通じて、声を上げ続けました。
シアトルやオースティンなど、各都市に広がる抗議
抗議デモはロサンゼルスにとどまらず、シアトルやテキサス州オースティン、シカゴ、ワシントンD.C.など、アメリカ各地の都市へと広がりました。
シカゴでは行進の最中に小競り合いや身体的なもみ合いも起きるなど、一部で緊張が高まったとされています。それでも多くの地域で、市民が街頭に出て抗議の意思を示す状況が続きました。
移民政策をめぐる分断と、デモが映し出すもの
ICEは「移民・税関執行局」と訳され、不法入国やビザ違反の取り締まりなどを担うアメリカの連邦機関です。移民政策は長年、アメリカ社会の大きな争点の一つであり、治安や法執行を重視する声と、人道的な観点から取り締まりの緩和を求める声がたびたび対立してきました。
今回のように特定の政府機関に抗議が集中する動きは、移民をめぐる議論が制度や法律だけでなく、日常生活や地域社会のあり方に直結していることを示しています。ロサンゼルスをはじめ各地での逮捕者の増加は、その緊張の高まりを象徴する出来事だと言えます。
日本の読者が押さえておきたいポイント
- ロサンゼルスでは反ICEデモが5日連続で行われ、6月10日の夜だけで少なくとも225人が逮捕されました。
- 抗議はシアトル、オースティン、シカゴ、ワシントンD.C.など全米各地に広がりました。
- シカゴでは行進の途中で身体的なもみ合いも発生するなど、一部で緊張が高まりました。
- 見出しが示すように、全体として数百人規模での逮捕者が出ているとみられます。
世界各地で、移民や国境管理をめぐる議論は政治の中心テーマになりつつあります。アメリカでの反ICEデモは、その一つの表れとして、日本に暮らす私たちにとっても「移動する人」と「受け入れる社会」の関係を考え直すきっかけになりそうです。
Reference(s):
cgtn.com







