中国・貴州省で豪雨洪水 救助隊がボートで住民救出 video poster
2025年12月上旬、中国の貴州省で豪雨に伴う洪水が発生し、複数の県で住民の大規模な避難が続いています。過去2日間にわたる激しい雨で、現地を流れるDuliu川が氾濫し、家屋が水没、取り残された住民を救うために救助隊がスピードボートを使った救出活動にあたっています。
何が起きているのか
今回の洪水は、断続的な大雨と川の水位上昇が重なったことで発生しました。Duliu川の水があふれ出し、周辺の住宅地や農地に流れ込んだ結果、多くの家が浸水し、住民の中には自宅や集落に取り残される人も出ています。
貴州省の複数の県では、安全を確保するために広い範囲で避難指示が出され、住民はより高い場所など安全とみられるエリアへと移動しています。現地では、状況の推移を見守りながら避難が続いているとみられます。
救助隊がボートで住民を救出
こうした中、救助隊や緊急要員が動員され、洪水の被害が大きい地域での救出活動が進められています。水位が高く車両での接近が難しい場所では、スピードボートが重要な移動手段となり、救助隊は浸水した住宅地に乗り付けて住民を1人ずつボートに乗せ、安全な場所へと運んでいます。
水の流れが速い場所でのボートによる救出作業は、救助する側にとっても危険を伴いますが、現地のチームは限られた時間の中で、取り残された人がいないか1軒ずつ確認しながら活動を続けているとみられます。
広がる避難と生活への影響
今回の洪水により、複数の県で大規模な避難が行われています。突然の水位上昇で家から出られなくなった住民も多く、救助隊により救い出された後は、より安全な場所で一時的な生活を送っていると考えられます。
家屋が浸水すると、家具や家電の損傷だけでなく、電気設備や水回りの点検・修理にも時間がかかります。洪水が引いた後も、住民の生活が完全に元に戻るまでには長い時間と労力が必要になることが多く、今回の貴州省の洪水でも同様の課題が生じる可能性があります。
洪水が示すリスクとこれから
今回のように、短期間に雨が集中すると川が一気に増水し、都市部でも農村部でも洪水のリスクが高まります。特に川沿いや低い土地に住む人々にとって、急激な水位上昇は命にも関わる問題となりえます。
アジア各地では、近年、短時間に強い雨が降るケースが注目されています。貴州省で起きている洪水も、そうした極端な気象の中で、どのように早期の避難情報を伝え、住民の安全を守るのかという課題を改めて突きつける出来事だと言えます。
押さえておきたいポイント
- 貴州省で過去2日間の豪雨によりDuliu川が氾濫し、深刻な洪水が発生している
- 複数の県で大規模な避難が行われ、多くの住民が安全な場所へ移動している
- 救助隊や緊急要員が動員され、スピードボートを使って取り残された住民の救出にあたっている
- 家屋の浸水は、生活再建やインフラ復旧に長期的な影響を及ぼす可能性がある
ニュースをどう受け止めるか
今回の洪水は、遠く離れた地域の出来事であっても、私たち自身の生活や地域の防災を考えるきっかけにもなります。豪雨や洪水はどの国や地域でも起こりうる災害であり、早めの情報収集と避難行動が命を守るうえでどれほど重要かをあらためて教えてくれます。
日常の会話やオンラインコミュニティの中で、この洪水のニュースをきっかけに、身の回りのリスクや備えについて話し合ってみることも、一人ひとりができる小さな一歩と言えるかもしれません。
Reference(s):
cgtn.com








