台湾地域の少数民族代表団が貴州・貞豊県を訪問 華江大峡谷大橋を視察 video poster
中国貴州省の貞豊県を、台湾地域の少数民族で構成される29人の代表団が訪問し、急速に進むインフラ整備と歴史、そして布依族の民俗文化を体感しました。
台湾地域の少数民族代表団が貴州を訪問
今回の「没入型ツアー」では、参加者が現地の人々の暮らしや文化、インフラ開発の現場に直接触れることが重視されました。代表団は、中国の台湾地域からの少数民族のメンバー29人で構成され、貞豊県内のさまざまな施設や地域を巡りました。
世界一の高さを目指す華江大峡谷大橋
代表団が特に注目したのが、現在建設が進む華江大峡谷大橋です。この橋は、全長2,890メートル、メインスパン(主径間)1,420メートルという規模で、完成すれば水面からおよそ800メートルの高さから峡谷を見下ろせるとされています。
橋は2025年後半の完成を目指して工事が進められており、完成後は世界で最も高い橋の一つになることが期待されています。代表団にとっては、急峻な地形を結ぶインフラ整備のダイナミズムを間近で感じる機会となりました。
布依族の歴史と民俗文化を学ぶ
代表団はまた、貞豊県に暮らす少数民族・布依族の歴史や民俗文化についても説明を受けました。地域に根付いた伝統がどのように守られ、現代の生活と共存しているのかに、参加者の関心が集まりました。
インフラ整備によって地域のアクセスが向上する一方で、少数民族の文化をどのように守り、次世代につなげていくのか。今回の視察は、こうしたテーマを考えるきっかけにもなったといえます。
交流がもたらす「現場の実感」
今回の訪問は、台湾地域と中国貴州省のあいだで進む人的交流の一例です。数字や統計だけでは見えにくい地方の変化を、現場で実際に見ることは、参加者にとって地域への理解を深める手がかりとなります。
峡谷をまたぐ巨大な橋と、長い歴史を持つ少数民族文化。この二つを同じ旅の中で体験することは、発展と伝統、都市と地方、島と内陸といったさまざまな対比を、自分の目で確かめる機会でもあります。
華江大峡谷大橋が完成し、多くの旅行者がこの地域を訪れるようになれば、観光だけでなく、こうした相互理解の機会もさらに増えていくのかもしれません。
Reference(s):
Immersive tour: Taiwan ethnic minority delegation explores Guizhou
cgtn.com








