中国・広西で土砂崩れ 直前の避難で住民21人が無事 video poster
中国南部の広西チワン族自治区の農村で発生した土砂崩れで、住民21人が直前の避難によって命を守られました。豪雨が続くなか、現場の迅速な判断が被害を最小限に抑えた形です。
豪雨で2棟が倒壊、4棟が大きく損壊
火曜日の朝、広西チワン族自治区の平六村(Pingliu Village)で、激しい雨がきっかけとなり山の斜面が崩れ、農村の住宅地を土砂が直撃しました。
この土砂崩れで、農家の住宅2棟が倒壊し、4棟が大きく損壊しました。しかし、人的被害は確認されていません。
被災した地域には7世帯が暮らしていましたが、住民21人は、土砂崩れが起きるおよそ20分前に避難を終えていたため、全員が無事でした。
山肌のひび割れに気づいた現地担当者
住民の避難につながったのは、現地の担当者が山の斜面に入ったひび割れに気づいたことでした。豪雨の中で斜面の状態を確認していたところ、異変を察知し、すぐに周辺の住民に避難を呼びかけたということです。
避難完了から約20分後、実際に土砂崩れが発生しました。わずかな時間差でしたが、このギリギリの判断が、21人全員の命を守る結果になりました。
災害リスクが高まる中で見える教訓
豪雨をきっかけとした土砂災害は、アジア各地を含む世界の山間部や農村地域で共通のリスクとなっています。今回の広西での事例は、次のような教訓を示していると言えます。
- 小さな変化(ひび割れや地面のずれなど)を見逃さないこと
- 危険の兆候を察知したら、少し早いと感じても避難を優先すること
- 地域で日ごろから連絡体制や避難ルートを確認しておくこと
日本を含む多くの国と地域でも、豪雨による土砂災害が増える傾向にあります。今回、広西で21人が無事だった背景には、現地担当者の気づきと、住民が迅速に避難したという備えと行動がありました。
日常の中でどこまで災害を意識できるか。遠くのニュースのように見える出来事も、自分の住む地域の防災を見直すきっかけとして受け止めたいところです。
Reference(s):
'Last minute' evacuation saves 21 residents from landslide in Guangxi
cgtn.com








