天津でSCOサミット都市の市長対話 約350人が協力強化を協議 video poster
中国の天津市で、上海協力機構(SCO)のサミット都市が集まり、市長や都市代表が協力強化について話し合う場が設けられています。地域の安全保障や経済連携に影響力を持つSCOの動きを、日本語で分かりやすく追いたい読者にとって重要な国際ニュースです。
天津で進む「グローバル市長対話―SCOサミット都市」
2025年のSCOサミット開催都市である天津市では、「グローバル市長対話―SCOサミット都市」と題したイベントが進行中です。テーマは「開放性」「包摂性」「融合的な発展」で、都市レベルでの連携を通じて、SCO加盟国のつながりを深めることを目指しています。
約350人が参加、SCO加盟国の顔ぶれ
会場には、およそ350人の代表が集まりました。主な参加国は次のとおりです。
- 中国
- ロシア
- カザフスタン
- タジキスタン
- キルギス
- ウズベキスタン
各都市の首長や担当者に加え、専門家やメディア関係者も参加し、都市政策や地域協力の現状と課題について意見交換を行っているとされています。
キーワードは「開放・包摂・融合」
今回の市長対話は、SCOという枠組みの中で、都市同士がどのように協力し合えるかを探る場でもあります。「開放性」は対話と交流の拡大、「包摂性」は誰も取り残さない発展、「融合的な発展」は経済・インフラ・文化などを一体的に進めることを示すキーワードです。
都市が共有する課題をどう乗り越えるか
急速な都市化や気候変動への対応、交通や住宅、デジタル化といった課題は、多くのSCO加盟国の都市に共通しています。市長や専門家が直接顔を合わせることで、成功例や失敗例を共有し、現実的な解決策を模索する狙いがあるとみられます。
国家間の枠組みを補完する「都市外交」
SCOはもともと安全保障や経済協力の枠組みとして知られていますが、近年は都市や地方レベルの交流も重視されるようになっています。今回のような市長対話は、国家間の合意だけでは届きにくい分野で、具体的なプロジェクトや人の往来を後押しする役割を担い得ます。
日本の読者にとっての意味
日本から見るとSCOはやや距離のある枠組みに映るかもしれませんが、中国や中央アジアの主要都市がどのような優先課題を持ち、どのように協力しようとしているのかを知ることは、ビジネスや研究、政策を考えるうえで参考になります。
2025年12月8日時点で進行中の天津での市長対話は、SCOの枠組みが都市レベルにまで広がりつつあることを示す動きといえます。今後、どのような共同プロジェクトや合意が具体化していくのかが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








