Pop Mart、Labubuブームで純利益350%超増の見通し video poster
中国の玩具メーカーPop Martが、看板キャラクター「Labubu(ラブブ)」ドールの世界的なブームを背景に、2025年上半期の純利益が前年同期比350%超の増加となる見通しを示しました。純利益は約45億元(約6億2,000万ドル)に達するとしています。
純利益350%超増・売上高は3倍以上に
北京を拠点とするPop Martは、2025年上半期の純利益が前年同期から350%以上増え、約45億元に達すると見込んでいます。同じ期間の売上高も3倍以上に拡大し、その伸びをLabubuドールの好調な販売が牽引したとしています。
- 期間:2025年上半期
- 純利益:約45億元(約6億2,000万ドル)
- 純利益の伸び:前年同期比350%超
- 売上高:前年の3倍以上
Labubuドール、米国でも急成長
世界的な売上ブームの中心にあるのがLabubuドールです。米調査会社M Scienceの推計によると、米国だけでもLabubuドールの6月の売り上げは、前年同月比で約5,000%増と、文字どおり「桁違い」の伸びを記録しました。単純計算すると、およそ50倍前後の伸びに相当します。
こうした急激な拡大は、一部の熱心なファン層だけでなく、一般の消費者にもLabubuというキャラクターが広く浸透しつつあることを示しているといえます。
利益急増の背景:ブランド力とコスト管理
Pop Martは、今回の利益見通しについて、主に次の2点を要因として挙げています。
- 世界各地でのブランド認知の高まり
- コスト管理の引き締め
Labubuドールの人気が高まることで、Pop Martブランド全体の知名度も上昇し、新規の顧客を世界各地で獲得しやすくなっています。同時に、生産や流通などのコストを抑えることで、売上の増加がそのまま利益の伸びにつながりやすい体制を整えているとみられます。
グローバル市場で存在感を増す中国発玩具メーカー
Pop Martは、中国発の玩具メーカーとして、Labubuドールの世界的ヒットを通じてグローバル市場での存在感を高めつつあります。特定のキャラクターが国境を越えて支持を集めることで、企業全体のブランド価値が押し上げられる構図が浮かび上がります。
日本でも、SNSを通じて海外発のキャラクターグッズが一気に話題になるケースが増えています。今回のPop Martの動きは、アジア発のコンテンツやキャラクターが、どのようにして世界市場で成功を収めるのかを考える上で、一つの興味深い事例といえます。
- キャラクターとブランドの一体的な育成が収益力を高めうる
- 海外市場でのブランド認知の獲得が成長のカギになる
- 売上拡大だけでなく、コスト管理が利益成長を支える
これから何に注目すべきか
今回の純利益350%超増という見通しは、一つのキャラクターが世界的にヒットしたとき、その影響が企業全体の業績にどれほど大きく波及するかを示しています。一方で、特定の人気に依存するビジネスモデルは、トレンドの変化に左右されやすい側面もあります。
今後は、Labubu以外のキャラクター展開や、新たな地域での販売戦略、ブランドとしての持続性にどう取り組むのかが、Pop Martに対する大きな注目ポイントになりそうです。世界のキャラクタービジネスがどの方向に向かうのかを考える上でも、この動きから目が離せません。
Reference(s):
Pop Mart forecasts monster 350% profit surge from Labubu dolls boom
cgtn.com








