二十四節気・処暑 End of Heat 夏の暑さが終わり始める暦 video poster
二十四節気・処暑 End of Heat 夏の暑さが終わり始める暦
2025年の処暑 End of Heat は8月23日でした。太陽の動きをもとに季節の変化を知らせる二十四節気の中で、処暑は夏の厳しい暑さが終わりに向かい、秋への移行が始まる節目とされています。本記事では、その名前の意味や中国本土の気候の変化、この時期に受け継がれてきた風習を整理します。
処暑という名前が映す季節感
英語では End of Heat と呼ばれる処暑は、中国語では処暑 Chushu と表記されます。処の字には終わるという意味があり、暑は真夏の強い暑さを指します。二つを合わせると、暑さがここで終わるというイメージが生まれます。
暦の上での処暑は、例年、グレゴリオ暦の8月22日から24日のあいだに始まります。2025年は8月23日がその日にあたりました。
夏の名残と秋の気配が同居する時期
処暑は、夏から秋への移行が始まるタイミングですが、日中はまだ夏の暑さが残ります。朝晩との体感の差が意識されるようになり、季節の揺らぎを体で感じる人も多いでしょう。
中国本土の多くの地域では、この頃になると雨が少なくなり、空気が次第に乾いてくるとされています。激しい暑さと蒸し暑さが一歩引き、空気の質そのものが変わっていくイメージです。
世界各地で受け継がれる季節の風習
人びとは昔から、この季節の変わり目をさまざまな形で祝ってきました。世界各地で、夏の終わりや収穫の始まりをテーマにした民俗行事や食の習慣が育まれてきたとされています。
中国本土の風習 アヒルを食べて秋の乾燥に備える
中国本土では、処暑の頃にアヒルを食べる習慣があります。秋に近づくにつれて空気が乾燥し始めるため、アヒルの肉を食べることで秋の乾燥を和らげる効果があると信じられてきました。
季節の変化に合わせて食べ物を選ぶこの知恵は、古くから受け継がれてきた実践的な工夫です。暦と体調を結びつけながら暮らしてきた、先人たちの感覚がここに表れています。
処暑が投げかける問い 暮らしのリズムを整える
2025年の処暑はすでに過ぎ、今は季節がさらに進んでいます。それでも、暦の上の End of Heat を振り返ることは、季節とともに暮らす感覚を取り戻すきっかけになります。
- 暑さが和らぎ始める時期を意識し、働き方や休み方のリズムを見直す
- 空気の乾燥を念頭に、食事や飲み物を少しだけ意識的に選ぶ
- 身近な地域や家族にどんな季節の小さな習慣があるか、改めて話してみる
国や地域が違っても、人びとが季節の節目を祝い、その変化に合わせて暮らし方を調整してきたという点は共通しています。処暑 End of Heat に込められた季節感を手がかりに、自分なりの夏の終わりの過ごし方を考えてみるのも良さそうです。
Reference(s):
cgtn.com








