上海の空港で旅客急増 国慶節・中秋節連休のゴールデンウィーク video poster
上海の空港で何が起きているのか
10月1日に始まった中国の国慶節と中秋節の連休に合わせて、上海の浦東国際空港と虹橋国際空港で往来の旅客数が大きく増えました。中国ゴールデンウィークのスタートにあわせ、空の玄関口となる上海の空港ではどのような動きが起きたのでしょうか。
上海の主要空港、浦東と虹橋がフル稼働
国際ニュースとしても注目されているのが、上海の二つの主要な玄関口、浦東国際空港と虹橋国際空港です。連休の始まりにあわせて、両空港は出発・到着ともに「二方向」の旅客で大きなにぎわいを見せました。
通常の週末よりも多くのフライトが集中し、チェックインカウンターや手荷物検査場、到着ロビーにはスーツケースを引く人の列が続きました。いわゆる一方向の「出国ラッシュ」だけでなく、休暇を利用して上海に戻る人や、連休にあわせて上海を訪れる人も増えたことが特徴です。
キーワードは「二方向の旅客」
今回の動きでポイントとなっているのが、出発と到着のどちらか一方ではなく、「二方向」で旅客が増えているという点です。上海から他地域へ向かう人だけでなく、他地域や海外から上海に入る人も多く、空港全体の流れがより活発になっています。
こうした二方向の活発な動きは、ビジネス、観光、帰省など、さまざまな目的の人が同じ空間を行き交う中国ゴールデンウィークの特徴だといえます。
ゴールデンウィークの旅行トレンド
国慶節と中秋節が重なる連休は、長めの休暇を取りやすいタイミングでもあり、旅行の選択肢が広がります。比較的短時間で移動できる近距離の都市や、連休をフルに使ったやや長めの旅行など、行き先や滞在スタイルは多様化しているとみられます。
- 国内の人気観光地や大都市を巡る旅行
- 家族や友人に会うための帰省や訪問
- ビジネス出張に休暇を組み合わせた動き
上海のような大都市の空港は、こうしたさまざまな目的地や目的意識を持つ人々が交差するハブとしての役割を改めて示した形です。
デジタルネイティブが変える空港の風景
今回の連休シーズンでも、オンラインでの航空券予約やモバイルチェックイン、リアルタイムのフライト情報の確認など、デジタルツールを活用する動きが中心となっています。特に20〜40代のデジタルネイティブ層は、アプリで混雑状況を確認したり、乗り継ぎ時間に合わせてラウンジや飲食店を選んだりと、情報をベースに行動を最適化しています。
空港側も、案内表示の多言語化やセルフチェックイン機の拡充などを進めることで、多様な旅客をスムーズにさばく工夫を重ねているとみられます。
これからの大型連休をどう見ていくか
今回の国慶節・中秋節連休で見られたような二方向の旅客増は、今後の大型連休や休暇シーズンの動きを考えるうえでも重要なヒントになります。人々の移動が活発になるタイミングには、物流やサービス業、観光関連産業にも連鎖的な影響が広がります。
一方で、混雑が予想される日程をあえて避ける「ずらし旅」のニーズも高まりつつあります。読者のみなさんにとっても、次の休暇をどのようにデザインするかを考えるきっかけとなるかもしれません。
ひとりひとりの選択がトレンドをつくる
国際ニュースとして取り上げられる大きな数字の裏側には、一人ひとりの旅の目的やストーリーがあります。上海の空港を行き交う人々の選択が積み重なり、やがて「トレンド」と呼ばれるものが形づくられていきます。
次のゴールデンウィークには、自分はどこへ向かいたいのか。そんな問いを持ちながら、今回の上海のにぎわいを振り返ってみるのもおもしろいかもしれません。
Reference(s):
Shanghai's airports see two-way passenger surge as holiday begins
cgtn.com







