国慶節の夜空を彩るロボットとドローン 中国各地でテックな祝賀 video poster
中国の国慶節と中秋節の連休に合わせて、中国各地でロボットやドローンを使った新しい祝賀イベントが行われました。深圳ではロボットが伝統舞踊を踊り、広州や黄岡では1000機を超えるドローンが夜空を彩り、日本語で国際ニュースを追う読者の間でも話題になっています。
テクノロジーが主役になった今年の連休
今年の国慶節(中国の建国記念日にあたる祝日)と中秋節が重なる連休では、従来のパレードや花火に加えて、ロボットとドローンが主役となる演出が目立ちました。最新テクノロジーを祝祭に取り入れることで、家族連れから若い世代まで幅広い人々が楽しめるエンターテインメントになっています。
深圳:ロボットが伝統舞踊「千手観音」を披露
広東省の深圳では、ダンスロボットが中国の伝統的な舞踊として知られる「千手観音」を披露しました。整然と並んだロボットが音楽に合わせて同じ動きを繰り返し、まるで本物の舞踊団のような一体感を見せています。
伝統文化をデジタルで再解釈
千手観音は、多くの腕を持つ観音像を表現した群舞で、インパクトのある伝統演目として知られています。この演目をロボットで表現することで、伝統文化とロボット工学を組み合わせた新しい見せ方が生まれました。動画撮影にも映える演出で、SNSでの共有も意識した祝賀スタイルだといえます。
広州・黄岡:1000機超のドローンが夜空を演出
広州と黄岡では、1000機を超えるドローンが夜空に繰り出し、国慶節と中秋節をテーマにした光のショーが行われました。無数の光の点が夜空に浮かび上がり、祝日を象徴するさまざまな図柄を描き出す様子は、多くの人々の注目を集めました。
花火からドローンショーへという流れ
ドローンショーは、コンピュータで制御された多数の機体が協調して飛行することで、複雑な模様やメッセージを表現できる演出です。騒音や煙が比較的少ないことから、近年、世界各地で花火に代わる選択肢として広がりつつあります。今回の広州や黄岡での取り組みも、テクノロジーを活用した新しい祝賀スタイルの一例といえるでしょう。
ロボットとドローンが映し出す中国の今
今回の国慶節・中秋節連休に見られたロボットとドローンの活躍は、テクノロジーを日常の楽しみや観光資源と結びつける動きの一端といえます。祝祭の場が、単なる記念日から「最新技術を体験する場」へと広がりつつあることがうかがえます。
日本からどう見るか
日本でも、花火大会とプロジェクションマッピングを組み合わせた演出や、ドローンを使ったショーが徐々に増えています。中国各地でのロボットやドローンを使った国慶節の祝い方は、アジア地域で進む「伝統行事のアップデート」の流れとして捉えることができそうです。祝日の意味をどう伝えるか、そしてテクノロジーをどう活かすかを考えるうえで、参考になる事例といえるでしょう。
Reference(s):
Robots and drones light up China's National Day holiday celebrations
cgtn.com








