2025南昌航空ショー閉幕 中国とロシアの曲技飛行が共演 video poster
中国東部の江西省南昌市で開かれていた2025年南昌航空ショーと航空産業博覧会が日曜日に閉幕しました。中国とロシアの曲技飛行チームが集結し、航空産業の最新動向も紹介された国際ニュースです。
8つの曲技飛行チームが競演
2025年の南昌航空ショーには、計8つの曲技飛行チームが参加し、会場上空で高度な飛行技を披露しました。観客はループや編隊飛行など、練度の高い演技を間近で体験することができました。
参加チームの中でも、特に注目を集めたのが次のチームです。
- 中国空軍航空大学の曲技飛行チーム Sky Wing
- ロシアの曲技飛行チーム Warriors
- 中国商用飛機有限責任公司による航空機C919とC909の編隊飛行
軍の教育機関によるチームと、民間の航空機メーカーによる編隊飛行が同じ空を舞う構成となり、軍事と民間の両面から航空技術の到達点を示す場となりました。
60社以上の企業と研究機関が参加
今回の航空ショーと同時開催された航空産業博覧会には、60を超える航空関連企業や研究機関が参加しました。各社は最新の航空機、エンジン、素材、電子機器などを展示し、ビジネス商談も行われました。
航空ショーが単なる見世物ではなく、産業と技術と人材が集まるプラットフォームとして機能していることがあらためて示された形です。将来の共同研究や国際協力につながる商談も期待されます。
中国の航空産業と国際協力の現在地
Sky WingやC919、C909の編隊飛行は、中国の航空教育や民間航空機産業の存在感を内外にアピールする機会となりました。一方で、ロシアのWarriorsが参加したことで、航空分野における国際的な技術交流の場という側面も強まりました。
こうした大型イベントは、各国のパイロットや技術者が互いの経験やノウハウを共有し、安全性や環境性能の向上に取り組むきっかけにもなります。アジアを含む世界の空の安全と効率をどう高めていくかという、共通の課題にもつながるテーマです。
日本の読者にとっての意味
日本から見ると、中国東部の都市で行われる航空ショーは距離的にも心理的にもやや遠く感じられるかもしれません。しかし、航空機産業や空の交通網は世界でつながっています。南昌で披露された技術やビジネスの動きは、長期的には日本やアジア全体の航空ネットワークにも影響を与え得ます。
日々ニュースを追う私たちにとって、こうした国際的な航空イベントは、単なる華やかなショーとしてだけでなく、技術、経済、安全保障、環境といった幅広いテーマを考える入り口にもなりそうです。
次回開催への期待
2025年の南昌航空ショーは幕を閉じましたが、航空機産業は今後も新しい機体や技術の投入が続くとみられます。次の航空ショーでは、より環境負荷の少ない航空機や、新たな自動飛行技術などが主役になるかもしれません。
空を見上げる人々を魅了しつつ、産業としても成長を続ける航空分野。その動向を追うことは、これからの移動や物流の姿を考えるヒントにもなります。
Reference(s):
Aerobatic teams display stunning skills at 2025 Nanchang Air Show
cgtn.com








