中国・広東省を数字で読む 国際ニュースで注目の巨大経済圏 video poster
中国南部の広東省は、いまや国際ニュースや経済ニュースで頻繁に名前が挙がる地域です。直近の2024年末時点のデータから、その規模と存在感を数字で眺めてみます。
陸と海、スケールの大きな広東省
広東省の陸地面積は17万9,800平方キロメートル、海域面積は41万9,300平方キロメートルに達します。中国で最も長い海岸線を持つ省でもあり、陸と海の両方でスケールの大きな地域だといえます。
長い海岸線と広い海域は、貿易や港湾、海洋関連産業にとって大きなポテンシャルを意味します。地理的条件そのものが、広東省の発展を後押ししてきたことがうかがえます。
人口約1億2,800万人、都市化率75.91%
2024年末時点で、広東省の常住人口は約1億2,800万人と推計されています。これは多くの国の人口を上回る規模で、一つの省としてはきわめて大きな市場です。
同じ時点の都市化率は75.91%に達しており、およそ4人に3人が都市部で暮らしている計算になります。高い都市化率は、インフラ整備やサービス産業の発展、デジタル消費の拡大などと密接に結びついています。
中国経済の約1割を占め、36年連続トップ
経済面でも、広東省の存在感は際立っています。広東省の経済規模は、中国全体のおよそ1割を占めるとされています。
さらに注目すべきなのは、同省が36年連続で中国で最も経済規模の大きい省であり続けている点です。長期にわたりトップの座を維持していることは、景気の波を越えて安定的に成長してきたことを示しています。
人口規模、都市化、そして経済力。この三つが重なることで、広東省は国内だけでなく、アジアや世界経済にとっても無視できないプレーヤーとなっています。
日本から広東省を見る意味
日本の読者にとっても、広東省の動きは無関係ではありません。中国経済の約1割を担う地域で起きる変化は、サプライチェーン、貿易、観光、人の往来など、さまざまなルートを通じて日本と結びついています。
ニュースで「広東」「中国南部の省」という言葉を見かけたとき、今回紹介した数字を頭の片隅に置いておくと、そのニュースの重さや背景が少し立体的に見えてくるはずです。
数字から見えてくる広東省の姿
17万9,800平方キロメートルの陸地、41万9,300平方キロメートルの海、約1億2,800万人の人口、都市化率75.91%、そして中国経済の約1割という規模。これらの数字は、広東省が中国のなかでどれほど重要な位置を占めているかを静かに物語っています。
今後の国際ニュースや経済ニュースを読み解くうえで、広東省という「巨大な一つの地域」を、アジアのダイナミズムを象徴する存在として意識しておく価値は高いでしょう。
Reference(s):
cgtn.com








