中国とロシアが10回目の共同戦略飛行 東シナ海と西太平洋で実施 video poster
中国とロシアの両軍が2025年12月9日、東シナ海と西太平洋上空で共同の戦略航空パトロールを行いました。2019年以降10回目となる今回の飛行は、年次の協力計画に基づいて実施されたもので、両国の軍事協力が着実に続いていることを示す動きとして注目されています。
東シナ海と西太平洋で10回目の共同飛行
中国とロシアの両軍は、東シナ海と西太平洋西部の空域で共同の戦略航空パトロールを実施しました。今回の飛行は両国の年次協力計画に基づくものであり、2019年以降に行われてきた共同戦略航空パトロールとしては10回目となります。
2019年から続く協力の積み重ね
2019年に始まった両軍の共同戦略航空パトロールは、今回で通算10回目となりました。数年にわたって同じ枠組みの活動が続いていることになり、運用手順や意思疎通のルールが蓄積されてきた可能性があります。繰り返しの共同飛行を通じて、両軍にとっては日常的な協力メニューの一つとして位置づけられつつあるとも考えられます。
共同戦略航空パトロールとは
共同戦略航空パトロールは、複数の国の空軍や航空部隊が、事前に調整した空域を一緒に飛行する活動です。長距離飛行や編隊飛行、通信手順の確認などを通じて、相互運用性と呼ばれる「互いの装備や運用を合わせて使う能力」を高めるねらいがあります。また、外部に対して協力関係の強さや継続性を示す、象徴的なメッセージとしての側面もあります。
東シナ海・西太平洋という舞台
今回の共同パトロールが行われた東シナ海と西太平洋西部は、多くの国と地域の海上交通路や防空識別圏が重なり合うエリアです。軍用機や艦艇の活動が頻繁に行われており、各国と地域が互いの動向を注意深く見つめています。中国とロシアによる定期的な共同飛行は、この地域における存在感や協調姿勢を示す取り組みとして受け止められています。
今後の焦点とニュースの読み方
2019年以降10回にわたって共同戦略航空パトロールが実施され、今回も年次協力計画に沿って行われたことから、今後も類似の活動が続いていく可能性があります。今後の注目点として、次のようなポイントが挙げられます。
- 共同活動の頻度や規模がどのように変化していくか
- 実施される空域やタイミングに新しい傾向が現れるか
- 他の国と地域が、こうした動きをどのように評価し、対応していくか
個々のニュースを単体で追うだけでなく、「いつ、どこで、どのくらいの頻度で」類似の活動が続いているのかという時間軸で見ていくと、東アジアの安全保障環境の変化を、落ち着いて立体的にとらえやすくなります。
Reference(s):
Chinese, Russian militaries conduct 10th joint strategic air patrol
cgtn.com








