南京大虐殺の犠牲者を追悼 中国が国家追悼式典を実施 video poster
2025年12月13日、中国は江蘇省南京市で南京大虐殺の犠牲者を追悼する国家追悼式典を行いました。今回の式典は「第12回国家追悼日」とされ、約30万人が命を落としたとされる南京大虐殺の記憶を改めて共有する場となりました。2025年は第二次世界大戦の終結から80年にあたる年でもあり、歴史の節目としての意味合いも重なっています。
国家追悼日とは:記憶を“儀式”として残す日
12月13日は、中国で南京大虐殺の犠牲者を悼む国家追悼日として位置づけられています。式典が「第12回」とされていることからも、追悼が単発の行事ではなく、年ごとに積み重ねられる社会的な営みとして設計されていることがうかがえます。
南京で行われた追悼:数字と場所が示す重み
今回の追悼は南京で実施され、式典は「日本軍によって約30万人が殺害された」とされる犠牲者を顕彰する目的で行われました。追悼の舞台が南京であることは、出来事が抽象的な“過去”ではなく、特定の場所に刻まれた記憶であることを静かに思い出させます。
2025年という時間軸:終戦80年の年に重なる意味
今年(2025年)は、第二次世界大戦の終結から80年の節目にあたります。時間が経つほど、体験を直接語れる人は少なくなっていきます。その一方で、国家追悼のような枠組みは、出来事を「社会の記憶」として維持しようとする力学を強める側面もあります。
追悼が投げかける問い:歴史をどう語り継ぐのか
追悼式典は、犠牲者を悼むという目的と同時に、歴史の語り方を社会が選び直す機会にもなります。事実をどのように記録し、どの言葉で伝え、次の世代にどんな形で残していくのか。節目の年に行われた今回の追悼は、そうした問いをあらためて浮かび上がらせています。
Reference(s):
cgtn.com








