トランプ氏「陸上作戦も」示唆、ベネズエラ巡り緊張—マドゥロ氏は圧力拒否 video poster
2025年12月13日現在、米国とベネズエラをめぐる緊張が、より直接的な局面に近づいている可能性があります。米国のドナルド・トランプ大統領は金曜日、ベネズエラに関連する麻薬密売人を標的に、海上・航空での作戦に加えて「陸上での行動」に踏み込む可能性を示唆しました。同じ日、ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領は、米国の脅しや圧力には屈しないと述べています。
何が起きたのか:発言のポイント
今回の焦点は、米国側が現在の対応範囲を「海と空」から「陸」へ広げるかもしれない、というシグナルです。トランプ氏は、ベネズエラに結び付く麻薬密売人を念頭に、米軍が近く陸上ベースの行動を始める可能性に言及し、現状からのエスカレーション(段階的な強化)を示しました。
一方でマドゥロ氏は、米国の脅しや圧力に対して、ベネズエラは従わないという姿勢を明確にしています。両者の発言が同日に出たことで、言葉の応酬がそのまま現実の対応強化に結び付くのかが注目されています。
「海上・航空」から「陸上」へ——何が変わる?
一般に、海上・航空での作戦は監視や阻止、広域での即応といった性格が強い一方、陸上作戦は関与の深さや接触の可能性が増えやすいとされます。今回のトランプ氏の言い回しは、標的を「麻薬密売人」としつつも、対応の選択肢がより踏み込んだものになり得ることを示唆しています。
現時点で読み取れること(断定は避けて)
- 米国側は、従来の海上・航空の枠組みを超える可能性を示した
- ベネズエラ側は、圧力に屈しない姿勢を同日に強調した
- 双方の強い言葉が、次の実務的な動き(警戒態勢、取り締まり強化、外交的応酬)に波及するかが焦点
背景にある「麻薬密売」問題と外交の綱引き
トランプ氏は「麻薬密売人」を名指しする形で正当性を組み立てつつ、対応強化の可能性をにおわせました。こうした語り口は、治安・犯罪対策としての枠組みと、国家間の圧力のかけ合いが重なりやすい領域でもあります。
マドゥロ氏が「脅しや圧力には屈しない」と述べた点は、国内向けには主権や抵抗のメッセージとして作用しやすく、対外的には強硬姿勢の宣言として受け止められ得ます。結果として、対話の余地が狭まりやすい局面にも見えます。
今後の注目点:言葉が行動に移るサインはどこか
現段階では、米軍が具体的にどのような「陸上での行動」を想定しているのか、詳細は示されていません。とはいえ、次のような変化が出てくるかどうかが、状況を読み解く手がかりになります。
- 米国側が、作戦の範囲や目的、法的根拠の説明を追加するか
- ベネズエラ側が、警戒・治安対応や対外メッセージを強めるか
- 海上・航空作戦の強化にとどまるのか、それとも陸上関与の示唆が具体化するのか
国際ニュースとしては、麻薬対策という名目と、国家間の圧力の応酬がどのように絡み合うのかがポイントです。強い言葉が先行する局面ほど、次に出てくる「具体策」の中身が、情勢の温度感を決めていきます。
Reference(s):
cgtn.com








