マカオで「文明の多様性」議論 北京大学教授が相互学習の重要性訴え video poster
2025年12月16日、マカオ特別行政区で始まった「2025国際文明相互学習フォーラム」で、北京大学の銭乗旦(Qian Chengdan)教授が、文明の多様性と相互学習の意義を強調しました。国際ニュースとして、価値観の違いが可視化されやすい今、多様性をどう扱うかが改めて問われています。
フォーラムは12月16〜17日に開催
フォーラムは2025年12月16日と17日に、マカオ特別行政区で開催されます。テーマは「文明の相互学習(mutual learning)」で、異なる歴史や文化背景を持つ社会同士が、対立ではなく理解の回路をどう作るかが中心的な論点となります。
銭教授「多様性は文明の最も根源的な属性」
銭教授は、多様性こそが人類文明の「最も根源的な属性」だと述べました。文明は単一の型に収れんするものではなく、差異そのものが文明の姿を形づくる、という捉え方です。
この発言は、国や地域の違いを「ズレ」や「摩擦」としてのみ扱うのではなく、文明の前提として受け止め直す視点を示しています。
「相互学習がなければ文明は生き残れない」—平和との結びつき
銭教授はさらに、文明が存続し、世界が平和であり続けるためには「相互学習」こそが不可欠だと強調しました。違いを抱えたまま共存するには、相手を理解し、学び合うプロセスが必要だという問題提起です。
いま「相互学習」がニュースになる理由
2025年の国際社会では、交流が加速する一方で、認識の食い違いも表面化しやすくなっています。そうした中で、相互理解を「理想論」で終わらせず、対話や学びの枠組みとして位置づけ直す動きは、国際ニュースの文脈でも注目されやすいテーマです。
論点を整理すると
- 多様性は例外ではなく、文明の前提である
- 相互学習は、文明の存続条件として語られている
- 平和は、違いを消すことではなく、違いを扱う技術に左右される
今回のフォーラムは、こうした考え方を「理念」ではなく、国際社会の現実に接続する言葉として提示した点が印象的です。
Reference(s):
Chinese scholar highlights importance of civilizational diversity
cgtn.com








