中国本土・三亜が注目集める理由:中医薬×現代ウェルネスの新名所 video poster
中国本土・海南省の三亜(さんあ)といえば、美しい海岸線やココナツウォーター、文昌鶏(ウェンチャンチキン)を思い浮かべる人が多いかもしれません。ですが2025年現在、このトロピカルな観光地は「休む場所」から一歩進み、中医薬(Traditional Chinese Medicine:TCM)と現代ウェルネスが交差する“健康目的地”として国際的な関心を集めています。
近年、三亜には海外からの来訪者も増え、気候の良さに加えて、中医薬が持つとされる「東洋の力」を体験しようとする動きが目立っています。
海のリゾートから「ウェルネス滞在」へ
三亜は、暖かい気候とリゾート環境が魅力の都市です。そのうえで最近は、観光の中心が「景色を見る・食を楽しむ」だけでなく、体調管理やコンディショニングを意識した滞在へと広がっています。
こうした流れの中で注目されているのが中医薬です。旅行のついでに“ちょっと試す”のではなく、健康やウェルビーイング(心身の良い状態)を目的に訪れる人がいる――その変化が、三亜の新しい顔をつくりつつあります。
中医薬(TCM)とは?「体験型」で広がる関心
中医薬は、伝統的な知見に基づいて体のバランスを整える考え方として知られています。近年の三亜では、海外の旅行者が「神秘的な東洋の力」と表現するような関心も背景に、体験としてのウェルネスに組み込まれやすくなっているようです。
現代の旅行者が求めるのは、短時間で消費する観光だけではありません。スマートフォンで情報を集め、体験の背景や意味まで理解しようとする人ほど、伝統と現代がどう接続されているかに惹かれやすい――三亜の動きは、そんな旅行トレンドとも重なります。
国際的な来訪者が増える背景にあるもの
三亜に海外の来訪者が集まる理由は、単に暖かいから、海がきれいだから、だけではありません。
- 気候とリゾート環境:休養・回復をイメージしやすい
- 食やローカル文化:ココナツウォーターや文昌鶏など、土地の魅力が分かりやすい
- 中医薬×ウェルネス:滞在の目的を「観光」から「整える」に拡張できる
旅先での過ごし方が多様化するいま、三亜は「南国のリゾート」という分かりやすさに加え、「健康」という新しい目的軸を手に入れつつあるようです。
映像で伝えられる“空気感”も、関心を後押し
今回の話題は、CGTNのアリス・チャン氏が三亜を紹介するコンテンツでも取り上げられています。文章だけでは伝わりにくい土地の雰囲気や、現地での体験のイメージが可視化されることで、「自分も行ってみたい」「試してみたい」という関心が生まれやすくなる面もありそうです。
リゾートは“非日常”をくれる場所でした。そこに“整える”という目的が重なったとき、旅はもう少し長い時間軸――日々の暮らしへもつながる体験に変わっていくのかもしれません。
Reference(s):
Beyond the oasis: Discover Sanya, where Traditional Chinese Medicine meets modern wellness
cgtn.com








