ブリュッセル欧州議会前で農家が火を焚き抗議、EU・メルコスール協定に懸念 video poster
2025年12月19日、ベルギーのブリュッセルで、農家が欧州議会の外で火を焚いて抗議しました。焦点は、EUの「メルコスール」貿易協定をめぐる不安で、安価な輸入品が増え、地域の農業に打撃となることを懸念しているといいます。
何が起きたのか:欧州議会の外で「火」を焚く抗議
現場となったのはブリュッセルの欧州議会周辺です。農家は火を焚き、EUのメルコスール貿易協定への反対を示しました。抗議の主張はシンプルで、「より安い輸入品が入ってくれば、地元の農業が成り立ちにくくなる」という危機感にあります。
争点は「安価な輸入」と「地域農業の持続性」
今回の抗議で語られている懸念は、貿易協定によって競争環境が変わることです。とくに農業は、価格だけでなく、季節性や生産コスト、地域の雇用・土地利用といった要素が絡み合うため、輸入品の価格競争が強まることへの警戒が前面に出やすい分野でもあります。
農家側が恐れているポイント(今回の抗議で示された骨子)
- 貿易協定により、より安い輸入品が流入する可能性
- その結果として、地元産の価格競争力が弱まり得ること
- 地域の農業が受けるダメージへの不安
「火」を焚くという表現が映すもの
火を焚く抗議は、言葉だけでは伝わりにくい切迫感を可視化し、政治の場のすぐ外側に「生活の問題」を持ち込む象徴的な手段でもあります。一方で、貿易協定は消費者側の価格や調達の安定性といった論点とも結びつくため、利害の重なり合いがいっそう議論を難しくします。
今後の見どころ:貿易と農業保護のせめぎ合い
今回の出来事は、EUの貿易政策が現場の不安とどう折り合うのか、という問いを改めて浮き彫りにしました。メルコスール貿易協定をめぐっては、安価な輸入品への懸念と、経済連携の狙いの間で、今後も議論が続いていく可能性があります。
Reference(s):
cgtn.com








