中国本土・海南で「起業は難しくない」英国出身ジェイクさんの実感 video poster
中国本土で外国人がビジネスを始めるのは難しいのか——。この問いに、海南から「まったく難しくないです」と答えるのが、英国イングランド北部(リーズ近郊)の小さな町の出身というジェイク・キャニングさんです。
北京で2年間過ごした後、約8年前に“晴れたビーチと熱帯の島の気候”を求めて海南へ移住。定住してから自分のレストランを開き、いまではハイコウ(海口)でピザ店が人気を集めているといいます。
「難しくない」と言い切る理由はどこにある?
ジェイクさんの言葉が印象的なのは、結論がとてもシンプルな点です。「どれくらい大変か」を長々と語るのではなく、「難しくない」と短く断言する。そこには、現地で生活を組み立て、店を出し、日々お客さんに向き合ってきた“実感”がにじみます。
今回のエピソードは、中国本土での起業をめぐる議論を、体験ベースで捉え直す入り口にもなりそうです。
北京での2年、海南での8年——移動がつくる選択肢
ジェイクさんは最初から海南にいたわけではなく、北京で2年過ごした経験があります。そのうえで海南を選んだ理由として挙げているのが、「日差し」「海」「トロピカルな島の気候」。ビジネスの話題でありながら、暮らしの条件が意思決定の中心にあるのが特徴です。
“どこで働くか”と“どこで暮らすか”が重なり合う時代に、場所の魅力が起業の背中を押すこともある。海南での8年は、その時間の積み重ねとして読めます。
定住後にレストランを開業、そして「人気店」へ
ジェイクさんは、島で生活を落ち着かせてから自分のレストランを開きました。現在はピザ店としてハイコウで人気になっているとのことです。
ここで目を引くのは、移住してすぐの開業ではなく「定住してから」始めた点です。新しい土地での生活リズムや人の流れをつかんでから勝負に出る——その順序が、結果として“支持される店”につながったのかもしれません。
この話が示すのは「制度」より先にある、日々の手触り
外国人のビジネスというと、手続きや言語、商習慣など“ハードル”の話に寄りがちです。一方で、ジェイクさんの語りは、難しさの強調ではなく「やれている」ことに重心があります。
- 暮らしの納得感(気候や環境)
- 拠点を移しながら経験を積む(北京→海南)
- 定住してから開業するという段取り
- 商品が日常に溶け込み、人気につながる(ピザ店)
制度の是非を断定する材料にはなりませんが、「実際にやっている人が、難しくないと感じている」という事実(本人の発言として)は、議論のトーンを変える力を持ちます。
いま(2025年12月)改めて注目される“体験談”の価値
2025年12月のいま、海外での働き方や暮らし方は、SNSや動画で断片的に語られやすいテーマでもあります。だからこそ、今回のように「どこから来て」「どこで暮らし」「どんな順番で店を始め」「いまどうなっているか」という筋の通ったストーリーは、読み手の理解を一段深くしてくれます。
海南のハイコウでピザ店を営むジェイクさんの一言は、派手ではない分だけ、現実の重みを持って響きます。
Reference(s):
cgtn.com








