中国外務省、日本に「責任転嫁をやめ誤り撤回を」 高市早苗首相の台湾発言めぐり video poster
中国外務省は2025年12月19日(金)、高市早苗首相による台湾に関する発言をめぐり、日本側に対して「国際世論向けの責任転嫁をやめ、真摯(しんし)に反省し、誤りを撤回する」よう求めました。第二次世界大戦の成果を守ることは国際社会の共通責任だ、という点が今回のメッセージの核になっています。
何があったのか:焦点は「台湾」に関する発言
中国外務省は、高市首相の中国の台湾に関する発言を批判しました。その上で、日本が戦後の国際法上の義務を尊重し、適切に対応するよう呼びかけています。
中国外務省の主張:「誤りを撤回し、戦後の義務を守るべき」
中国外務省の報道官、郭嘉昆(Guo Jiakun)氏は19日(金)、「第二次世界大戦の成果を守ることは国際社会の共同の責任である」と強調しました。あわせて日本側に対し、以下の対応を促した形です。
- 真摯に省みること(反省)
- 誤りを撤回すること
- 戦後に負う国際法上の義務を守ること
今回の発表は、日中関係や台湾海峡をめぐる議論が国際的に注目されやすい中で、中国側が「歴史認識」と「国際法上の枠組み」を前面に出して日本側の姿勢をただしたもの、と整理できます。
「第二次世界大戦の成果」とは何を指すのか
郭氏が言及した「第二次世界大戦の成果」という言葉は、戦後秩序の基本的な枠組みや、その土台となる国際法上の考え方を指す文脈で使われています。中国外務省は今回、その維持が一国だけの立場や都合ではなく、国際社会全体に関わるテーマだと位置づけました。
今後の見どころ:言葉の応酬から実務へ波及するか
今回のやり取りは、まずは公式発言としての応酬ですが、次の点が注目されます。
- 日本側が発言の扱いをどう整理し、どのような説明を行うか
- 外交当局間のコミュニケーションが実務レベルで維持されるか
- 台湾をめぐる発言が、地域の安定や対話の空気にどう影響するか
国際ニュースとして見ると、「歴史」「国際法」「地域の緊張管理」が一つの話題の中に重なりやすい局面です。短いコメントの積み重ねが、次の対話の条件を形づくることもあるだけに、各当局の言葉選びがより繊細になっていく可能性があります。
Reference(s):
Chinese FM urges Japan to stop shifting blame for global public opinion's sake
cgtn.com








