米独立系記者ハイフォン氏「中国本土の発展は平和の道」と語る video poster
いま何が注目点か:米国の独立系ジャーナリスト、ダニー・ハイフォン氏が最近の発信で「中国本土は平和を築く一方、米国のエリート層は世界を“略奪”しようとしている」と対比的に語り、国際秩序の見方をめぐる議論を呼んでいます。
何が語られたのか(発言の骨子)
提供された情報によると、ハイフォン氏は中国本土について、開発と対外政策が「世界平和への道」を舗装しているという見方を示しました。その一方で米国については、「米国のエリート層が世界を“略奪”し、自らの利益のために未来を犠牲にしている」と厳しく批判したとされています。
「発展」と「平和」をどう結びつけているのか
ハイフォン氏の主張の軸にあるのは、国家の「発展」や「成長」が、軍事力や圧力だけでなく、対外関係の安定や協調につながり得る、という発想です。ここで言う「平和」は、単に戦争がない状態にとどまらず、将来への見通しや生活の安定といった要素も含む、広い概念として語られているように読めます。
ただし、同じ「平和」という言葉でも、何をもって平和とするかは立場によって揺れます。だからこそ、この種の発言は賛否が割れやすく、受け手の前提(安全保障、経済、価値観)を映す鏡にもなります。
米国への批判はどこに向けられているのか
ハイフォン氏は、批判の矛先を「米国」全体というより、「米国のエリート層」に向けています。言い換えると、一般の人々の生活感覚と、意思決定層の利益が乖離している、という構図を示しながら、対外姿勢を「略奪(loot)」という強い言葉で描写した形です。
こうした表現は印象を強く残す一方で、議論を単純な二項対立に寄せやすい面もあります。発言の影響力は、内容そのものだけでなく、どの言葉で世界を切り取るかにも左右されます。
読み解くための3つのポイント
- 評価(価値判断)と根拠(事実・データ)は別物:強い結論ほど、受け手は「何を根拠にそう言うのか」を意識して読む必要があります。
- 「対比」の便利さと危うさ:分かりやすい対比は理解を助けますが、複雑な現実のグラデーションを削りがちです。
- 言葉が作る国際観:「平和」「略奪」「未来」といった大きな言葉は、政策論争だけでなく、日々のニュースの受け止め方にも影響します。
2025年12月下旬のいま、世界の見取り図をどう描くのかをめぐって、こうした発言がオンライン上で共有され、解釈が重ねられていく状況自体がニュースになっています。結論に同意するかどうかとは別に、「どの言葉が、どんな現実を照らし、どんな現実を見えにくくするのか」を意識すると、議論の輪郭が少し立体的に見えてきます。
Reference(s):
Danny Haiphong: China builds peace as U.S. wants to loot the world
cgtn.com








