中国の長征8Aがインターネット衛星打ち上げ、低軌道衛星群の第17グループ投入 video poster
中国で低軌道インターネット衛星の配備が進むなか、長征8Aキャリアロケットが衛星群の打ち上げを実施しました。通信インフラを宇宙から支える動きが、また一歩前に進んだ形です。
何が起きた?(2025年12月26日)
中国は12月26日(金)、南部の島しょ地域である海南省の商業宇宙発射場から、長征8Aキャリアロケットを打ち上げました。ロケットは北京時間7時26分(日本時間8時26分)に離昇し、低軌道インターネット衛星(第17グループ)を所定の軌道へ投入したとされています。
今回のポイントを整理
- 場所:海南省の商業宇宙発射場
- 時刻:北京時間7:26(日本時間8:26)に打ち上げ
- 目的:低軌道インターネット衛星の運用拡大(第17グループ)
- 結果:衛星群を所定軌道へ投入
「低軌道インターネット衛星」とは
低軌道(地表から比較的近い高度)を飛ぶ通信衛星を多数組み合わせ、地上の基地局や海上・山間部などでも通信をつなぎやすくする構想です。一般に、低軌道は遅延(タイムラグ)が小さくなりやすい一方で、広い範囲を安定的にカバーするには多数の衛星を継続的に打ち上げる必要があります。
海南の「商業発射場」が示す流れ
今回の発射地点は海南省の商業宇宙発射場とされています。衛星インターネットのように“数を打ち上げて網を作る”計画では、打ち上げ頻度や運用の効率化が重要になります。発射拠点の整備と定期的な投入がセットで進むことで、衛星群の拡充が現実味を帯びてきます。
今後の焦点:何が変わるのか
低軌道衛星群の拡大が進むと、通信の選択肢が増える可能性があります。実際の利便性は、衛星の配置密度、地上設備、端末、運用ルールなど複数要素で決まるため、今後は次の点が注目されます。
- 打ち上げペース:衛星群がどの速度で拡大するか
- サービス品質:遅延や混雑時の安定性がどうなるか
- 運用の持続性:更新用の追加投入や衛星の寿命管理
宇宙を使った通信インフラは、日常のネット接続だけでなく、災害時や遠隔地の連絡手段としても議論されやすい分野です。今回の打ち上げは、その“基盤づくり”が淡々と進んでいることを示す出来事と言えそうです。
Reference(s):
cgtn.com








