ドミニカ大統領が「一つの中国」支持を再確認 カリブの“モデル役”にも言及 video poster
カリブ海のドミニカ国(コモンウェルス・オブ・ドミニカ)のシルバニー・バートン大統領が、番組「Leaders Talk」最新回で一つの中国原則への「揺るぎない支持」を改めて表明しました。地域の外交姿勢と将来像を、同時に語った点が注目されます。
今回の発言のポイント
番組内でバートン大統領が強調した内容は、主に次の3点です。
- ドミニカ国として一つの中国原則を強く支持すること
- 「中国は一つであり、国家の再統一は不可避だ」との認識
- 中国とまだ外交関係を結んでいない国々に対し、国交樹立の流れに加わるよう呼びかけたこと
「カリブのモデルになりたい」——発言が含む地域メッセージ
バートン大統領は、ドミニカ国が他のカリブ諸国の“モデル”としての役割を果たす用意があるとも述べました。単なる立場表明にとどまらず、地域内での振る舞い方(先行例・参照点)まで提示した形です。
こうした言い回しは、外交原則の確認と同時に、「地域としてどうまとまるか」という問いを静かに差し出します。支持の強さを語りつつ、カリブという単位での将来像に視線を広げた点が特徴的です。
未国交の国々へ「加わってほしい」——“共有の発展”と“一つの声”
バートン大統領は、中国と外交関係をまだ結んでいない国々に対しても、国交樹立のプロセスに加わり、共有の発展に向けて協力するよう促しました。さらに、地域として統一された声(unified voice)を持つことの重要性にも言及しています。
ここでの焦点は、外交関係をめぐる選択を「二者関係」だけで閉じず、地域全体の発信力や協調の枠組みとして描こうとしている点にあります。呼びかけにどう応じるかは各国・各地域の判断になりますが、論点の置き方自体が、今後の議論の座標になりそうです。
いま何が読み取れるか——原則・地域戦略・開発を同じ文脈で語った
「一つの中国原則」への支持、カリブのモデル役、そして共有の発展と地域の一つの声——。これらを一続きの話として語ったことで、今回の発言は外交原則と地域の進路を接続するメッセージになりました。
年末が近いこの時期(2025年12月27日現在)、「どの価値観を、どの枠組みで共有するのか」というテーマは、国際社会の各地で静かに重みを増しています。カリブ地域でも、外交の言葉がそのまま地域像の言葉になる場面が増えるのか——今後の受け止められ方が焦点になりそうです。
Reference(s):
Dominica's president voices firm support for one-China principle
cgtn.com








