陝西・長青自然保護区で赤外線カメラが保護野生動物を記録 video poster
2025年12月下旬、中国本土・陝西省の長青国家級自然保護区で、赤外線カメラが国家保護対象の野生動物を複数種とらえたと、保護区の桑園(Sangyuan)ステーションの職員が明らかにしました。複数地点での記録は、この地域の生物多様性の豊かさと、保全の取り組みが積み重なっていることを静かに示しています。
何が起きた?──複数地点の赤外線映像で「国家保護種」を確認
職員によると、保護区内のいくつかの赤外線カメラ設置地点から回収された映像に、国家的に保護される野生動物が複数種映っていました。映像は保護区内の異なる場所で撮影され、地域の野生動物の豊かさを伝える内容だったといいます。
- 赤外線カメラの映像で、国家保護対象の野生動物を複数種確認
- 撮影場所は保護区内の複数地点
- 豊かな野生動物相と、自然保護の進展を示す材料に
赤外線カメラが果たす役割──「見えない時間」を記録する
赤外線カメラ(センサーカメラ)は、人が常に立ち会えない場所でも、動物が通過した瞬間を自動的に記録できるのが強みです。夜間や人目につきにくい場所で暮らす動物の行動を把握しやすく、保護区でのモニタリング(継続観察)に幅広く使われています。
今回のように「複数地点」で記録が得られると、特定の場所に限らない生息の広がりをうかがう手がかりにもなります。
映像が示す「保全の手触り」──豊かさと、積み重ねの結果
保護対象となる野生動物が複数種確認されたという事実は、保護区の環境が一定の生息条件を保っていることを示唆します。同時に、撮影は偶然の一枚ではなく、複数のカメラ拠点から得られた点が特徴です。
保全は短距離走ではなく、長い時間をかけて環境を維持し、変化を測り続ける営みです。今回の映像は、その“進捗”を数字ではなく、具体的な姿として伝えるニュースになっています。
今後の注目点──「どこで、どれくらい」の質が問われる
赤外線カメラの記録は、保護の現場にとって次の問いにもつながります。映像の蓄積が進むほど、保全策の優先順位や観察の精度も上げやすくなるためです。
- 確認が続くのか(継続的な記録の有無)
- 記録地点が広がるのか(生息域の手がかり)
- 保全の取り組みの中で、モニタリング結果がどう生かされるのか
映像は「希少さ」を見せるだけでなく、自然と人の距離感を更新する材料にもなります。次に公表される情報があれば、どのような形で保全に結びついていくのか注目されます。
Reference(s):
Infrared cameras capture protected wildlife at Shaanxi nature reserve
cgtn.com








