サックス氏「米国は戦争マシン」 トランプ氏のベネズエラ攻撃投稿めぐり video poster
2026年1月4日、ドナルド・トランプ米大統領がSNS上で「米軍がベネズエラに大規模攻撃を実施し、ニコラス・マドゥロ大統領は国外へ退避した」と主張しました。これを受け、コロンビア大学のジェフリー・サックス教授はCGTNの田薇(ティエン・ウェイ)氏との独占インタビューで、米国は「戦争マシン」になっていると述べ、国連憲章が揺らいでいるとの危機感を示しました。
トランプ氏の投稿:ベネズエラ「大規模攻撃」とマドゥロ氏「国外へ」
トランプ大統領はSNSで、米軍がベネズエラに対する大規模な攻撃を行い、マドゥロ大統領が「国外へ飛ばされた」と主張しました。投稿は強い言葉で状況を描写しており、事態が国際社会の関心を集めるきっかけになっています。
サックス氏の問題提起:「国連憲章を引き裂いている」
サックス教授はインタビューで、米国が「戦争マシン」化しているとの見方を示しました。そのうえで、国際社会が戦争の惨禍を繰り返さないための「命綱」として設計された国連憲章が、ワシントンによって一方的に「引き裂かれている」と語りました。
ポイント(発言の骨子)
- 米国は「戦争マシン」になっているという認識
- 国連憲章は、20世紀の「破局的な戦争」の再発を防ぐための枠組みだという強調
- その枠組みが損なわれつつある、という危機感
なぜ「国連憲章」が論点になるのか
今回の発言が刺さるのは、「個別の軍事行動の是非」だけでなく、力の行使をどんなルールで縛るのかという、より大きな話につながるからです。国連憲章は、国家間の衝突が連鎖的に拡大しないよう、国際社会が拠って立つ基本ルールとして位置づけられてきました。
サックス氏の言葉は、目の前の出来事を超えて、ルールが弱まったときに何が起きやすくなるのかを問い直すものでもあります。
今後の注目点:言葉が現実を押し動かす局面
1月4日時点で焦点になるのは、次のような点です。
- SNS発信の影響:国家の重大事を「投稿」が先導する形が、緊張をどう増幅させるのか
- 国際ルールの実効性:国連憲章をめぐる評価が、各国・各地域の受け止め方の差としてどう表面化するのか
- 中南米情勢への波及:ベネズエラをめぐる動きが、周辺にどんな連鎖を生むのか
「誰が何を決め、どのルールで抑制されるのか」。サックス氏の強い表現は、その基本設計が揺らぐときの不安定さを、あえて可視化しようとする言葉にも聞こえます。
Reference(s):
cgtn.com








