中国本土・甘粛でプルシェワルスキー馬212頭を冬の科学保護で見守る video poster
中国本土の甘粛省で、国家保護下にある絶滅危惧種のプルシェワルスキー馬212頭が、冬の「踏ん張りどころ」を迎えています。敦煌のレンジャーは太陽光発電カメラによる追跡と、水場の氷割りを組み合わせ、群れの健康と生存を支えています。
いま何が起きている?──212頭が冬の重要期へ
甘粛省の敦煌では、212頭のプルシェワルスキー馬が厳しい冬の時期に入りました。レンジャーによると、群れは現在のところ良好な状態にあるといいます。
「見守り」の主役は太陽光カメラ
レンジャーは太陽光発電のカメラを活用し、馬たちの動きや健康状態を継続的に確認しています。冬は天候や地形の影響で現場の確認が難しくなる場面もありますが、機器を使った観察は、変化を早めに捉える助けになります。
冬のボトルネックは水──凍った泉の氷を割る
もう一つの現場作業が、凍結した泉で定期的に氷を割り、水にアクセスできるようにすることです。冬は「水があるのに飲めない」状況が起きやすく、水場の確保は群れのコンディションに直結します。
科学と人の手、どちらも要るという現実
今回の取り組みは、テクノロジーが“遠くからの目”を担い、人の手が“最後の一手”として水場を開く、二段構えの保護です。野生動物の保護は、自然に任せるだけでも、人が介入しすぎるだけでも成立しにくい。現場では、その間を丁寧に埋める作業が続いています。
冬はまだ続きます。212頭がこの季節をどう越えるのか——静かな見守りが続いています。
Reference(s):
Science-led protection ensure winter survival of 212 Przewalski's horses in NW China's Gansu
cgtn.com








