新疆アルタイ、今季77万回の滑走 “氷雪”を観光成長へ、世界大会誘致も video poster
2026年の冬シーズン、中国本土の新疆ウイグル自治区アルタイ地区が「氷と雪」を観光と地域経済の追い風に変えようと動きを加速させています。今季これまでにスキー来訪(滑走)数が77万回超に達したとされ、リゾート整備やイベント誘致、新体験の拡充を通じて、国際的なスキー目的地としての存在感を高める構えです。
何が起きている? 今季77万回超のスキー来訪
アルタイでは今季、スキー場への来訪(滑走)数が77万回を超えたとされています。数字が示すのは、単に人気が伸びているというだけでなく、冬のレジャーが地域の移動・宿泊・飲食など幅広い需要と結びつきやすい点です。
こうした動きは、中国本土で進む「3億人が氷雪スポーツに親しむ」というビジョンとも重なります。競技スポーツの裾野拡大と、観光の多様化を同時に狙う文脈の中で、アルタイの取り組みが位置づけられています。
狙いは「氷雪」を経済と観光のエンジンにすること
アルタイが掲げるのは、冬の自然資源を“消費される季節イベント”で終わらせず、継続的な産業と観光の勢いに変えることです。報じられている施策は、大きく次の方向に整理できます。
- アクセス拡大:より多くの人が来やすい環境を整える
- リゾートの高度化:施設・運営のアップグレードを進める
- 大型イベントの誘致:注目度の高い大会・催しで認知を広げる
- 新しい体験の提供:滑る以外の楽しみも増やし、滞在価値を上げる
「世界を迎える」ために問われること
アルタイは、将来的に世界水準のスキー目的地としての地位確立も視野に入れているとされます。国際イベントの開催は、地域の知名度や観光の季節需要を押し上げる一方で、受け入れ体制の質が厳しく見られる局面でもあります。
たとえば、混雑の平準化、初心者から上級者までの安全設計、運営の多言語対応、そして体験価値の一貫性――こうした要素は「行ってみたい」から「また行きたい」へつなげる鍵になります。今季の77万回超という動きが、次の投資や改善の根拠になっていく可能性があります。
まとめ:冬の勢いを“通年の強み”にできるか
今季のスキー来訪77万回超を追い風に、アルタイはアクセス拡大、リゾート刷新、イベント誘致、新体験の投入で「氷雪」を経済と観光のモメンタムに変えようとしています。2026年の冬、数字の伸びが示した関心を、地域の持続的な魅力へどう編み直していくのか。次の動きが注目されます。
Reference(s):
cgtn.com








