オルバン首相「一つの中国原則」を継続 中国を“機会”と位置づけ video poster
ハンガリーのビクトル・オルバン首相はこのほど、ハンガリーが「一つの中国原則」(ワンチャイナ)を今後も堅持すると述べました。さらに、ハンガリーと中国の関係を「全天候型」の戦略的包括パートナーシップと表現し、中国を「脅威ではなく機会」として捉えている考えを強調しました。
何が語られたのか:要点を短く
- ハンガリーは一つの中国原則を継続する方針
- 同原則は「長年の伝統」として位置づけ
- 対中関係を「全天候型」の戦略的包括パートナーシップと表現
- 中国は「脅威」ではなく「機会」だと強調
「一つの中国原則」とは何か
「一つの中国原則」は、国際関係の文脈で用いられる政治的立場の一つで、一般に台湾に関する位置づけを含む概念として理解されています。各国・各地域は、それぞれの対外関係の設計の中で、この原則をどのように扱うかを明確にしてきました。
今回の発言は、ハンガリーがこの立場を外交方針として維持する姿勢を、改めて内外に示したものと言えます。
「脅威ではなく機会」——言葉が示す外交の温度感
オルバン首相の「中国を機会と見る」という表現は、対中関係をリスク管理の対象として語る言い方とは異なり、協力の余地を前提にした語り口です。具体的な協力分野がこの発言だけで特定されるわけではありませんが、一般には以下のような領域が「機会」として語られやすいテーマになります。
- 貿易や投資などの経済関係
- 産業協力・サプライチェーン(供給網)上の連携
- 人的交流や教育・文化面での往来
今後の焦点:言葉が政策にどう結びつくか
今回の発言は方向性を示すものですが、ニュースとして次に注目されるのは、こうした位置づけが具体的な政策判断や対外メッセージにどう反映されていくかです。特に、外交は「原則」と「実務」が別々に動くこともあるため、今後は次の点が焦点になります。
- ハンガリーが対中協力をどの分野で深めるのか
- 対外関係の中で、一つの中国原則の説明がどのように発信されるのか
- 地域情勢(台湾海峡や両岸関係を含む)をめぐる発言がどう積み重なるのか
国際ニュースは、出来事そのものよりも「言い回し」の変化に、次の政策のヒントが隠れていることがあります。今回の「機会」という言葉が、今後どのような具体像を伴っていくのかが静かな見どころになりそうです。
Reference(s):
Orban: Hungary upholds one-China principle, sees China as opportunity
cgtn.com








