ストーム「ゴレッティ」欧州直撃、英はレッド警報 暴風と大雪で交通に影響 video poster
欧州で「ストーム・ゴレッティ(Storm Goretti)」が猛威を振るい、暴風雪と厳しい冷え込みが広がっています。1月9日現在、英国からドイツにかけて警報や注意喚起が相次ぎ、通勤・物流・学校生活まで影響が出始めているのが焦点です。
いま何が起きている? 暴風・大雪・凍結の“同時進行”
ゴレッティはハリケーン級とされる強風に加え、地域によっては大雪、さらに氷点下の寒気が重なる形で欧州各地を横断しています。風で倒木や飛来物のリスクが高まる一方、雪と凍結で道路・鉄道・空の便にも遅れが出やすい状況です。
英国:コーンウォールなどに「珍しいレッド警報」 最大160km/hの突風も
英国では、コーンウォールとシリー諸島に対して、まれとされる「レッド(赤)風警報」が出されました。最大で時速160kmに達する突風が見込まれ、鉄道の乱れや運休を含む交通の混乱が予想されています。
フランス:北部の沿岸部で休校、運転は控えるよう注意喚起
フランスでは北部の沿岸地域を中心に学校の閉鎖が進み、当局はドライバーに対して外出や運転を控えるよう警告しています。強風に雪や路面凍結が重なると、短時間で移動リスクが跳ね上がるためです。
ドイツ:積雪15cmの見込み、最低−20℃の可能性も 輸送遅延が広範囲に
ドイツでは最大15cmの降雪が見込まれ、気温は地域によっては−20℃まで下がる可能性があるとされています。広い範囲で交通遅延が予想され、日常の移動だけでなく、物流にも影響が波及しやすい局面です。
「例外的な嵐」との見方も——温暖化で“冬の前提”が変わる中で
予報担当者の一部は、今回のゴレッティを「(近年の)より温暖になりつつある冬」という背景の中での“例外”と位置づけています。気候変動で冬が全体として穏やかになりやすい一方、特定のタイミングで強い寒気や暴風雪が重なると、インフラが想定しにくい形で揺さぶられる——そんな見取り図が浮かびます。
生活への影響:いま起きやすいこと
- 鉄道の運休・遅延:強風による安全確認、倒木、着雪・凍結で運行が不安定に
- 道路の通行障害:吹雪、ブラックアイスバーン(見えにくい凍結)で事故リスクが上昇
- 学校・公共サービスの変更:休校や運営縮小、移動制限の呼びかけ
欧州では引き続き警戒情報が更新される見通しで、移動の予定がある場合は、交通機関や自治体の最新発表を前提に判断する動きが広がりそうです。
Reference(s):
Storm Goretti lashes Europe with hurricane-force winds and heavy snow
cgtn.com








