雲南の桜に舞う「ゴールドサンバード」 国家保護の鮮やかな小鳥を撮影 video poster
中国本土で国家保護の対象となっている小鳥「ゴールドサンバード(Mrs. Gould's sunbird)」が、この冬、雲南省の川沿いの桜の花の間を飛び回る様子が撮影されました。ピンクの花に映える鮮やかな羽色と素早い動きが、冬景色にふっと“生命感”を差し込む——そんな瞬間が注目を集めています。
どこで確認された?——雲南省・扎房河(Zhafang River)沿い
目撃(撮影)されたのは、中国南西部・雲南省臨滄市の臨翔区を流れる扎房河(Zhafang River)沿い。桜の木々の間を、ゴールドサンバードが花から花へとすばやく移動する姿が捉えられました。
「アジアのハチドリ」と呼ばれる理由
この鳥は、蜜を主な食べ物とする“吸蜜性(きゅうみつせい)”の鳥として紹介されています。映像では、花の間を矢のように飛び、短い滞空と急な方向転換を繰り返す様子が強い印象を残しました。
- 桜の花の周囲を素早く移動
- 鮮やかな羽色が、冬の景色の中で際立つ
- 動きの機敏さから「アジアのハチドリ」とも呼ばれる
名前の由来:エリザベス・グールドへの献名
「Mrs. Gould's(グールド夫人の)」という名は、エリザベス・グールド(Elizabeth Gould)に由来するとされています。エリザベスは才能ある画家で、夫で鳥類学者のジョン・グールド(John Gould)が刊行した書籍のために、美しい石版画(リトグラフ)を制作した人物として紹介されています。
野鳥の名前に、研究者だけでなく“描き手”の功績が刻まれている点は、自然を記録し伝える営みが、科学と表現の両方に支えられてきたことを静かに思い出させます。
冬の花と小さな鳥が映すもの
冬景色の中で咲く花と、蜜を求めて飛び交う小鳥。今回の短い場面は、季節の移ろいと生きものの活動が同時に立ち上がる瞬間を切り取ったものでもあります。保護対象の生物が“どこで、どのように見られているのか”という情報は、自然環境への関心を穏やかに広げる入り口にもなりそうです。
Reference(s):
cgtn.com








